ダニエル・クレイグが『ナルニア国物語』新映画に出演交渉中

『バービー』(2023)グレタ・ガーウィグ監督とNetflixが手がける「ナルニア国物語」シリーズの再映画版で、『007』シリーズなどのダニエル・クレイグが出演交渉の初期段階にあることがわかった。米Deadlineが報じている。
情報筋によれば、クレイグは本企画への出演オファーを受けているものの、最終的に出演が決まるかどうかは不明とのこと。役柄についても明らかにされていない。もし出演が実現すれば、クレイグにとって主演映画『ナイブズ・アウト』シリーズに続くNetflixとの再タッグとなる。
企画はまだ初期段階にあるが、ガーウィグとNetflixは2025年後半の撮影開始に向けて本格的に準備を進めているという。公開は2026年の感謝祭を目指しており、IMAXで2週間限定の世界公開を行った後、Netflixで配信開始となる予定だ。
その他のキャスティングに関しては、シンガーソングライターのチャーリーXCXが白い魔女役で交渉中と伝えられている。同役は、過去の実写映画シリーズでティルダ・スウィントンが演じていた。
C・S・ルイス著、全7巻からなる小説「ナルニア国物語」シリーズは、創造主のライオン“アスラン”が生み出した魔法の国ナルニアを舞台に、ペベンシー家の兄弟姉妹であるピーターとスーザン、エドマンド、ルーシーが異世界と現実世界を行き来しながら、自分たちに託された運命を全うしようとする物語。実写映画版には、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(2006)『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(2008)『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』(2010)の3作がある。
なお、シリーズの新たな映画化にあたり、ガーウィグは原作の忠実な再現に力を入れているという。原作の世界観は「異なる伝統の融合」でもあり、フォーンやサンタクロースが自然に存在するユニークな世界の「パラドックスを受け入れることに興味がある。それこそが、この作品を非常に魅力的にしている」と語っていた。
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