『アベンジャーズ/エンドゲーム』につながる『キャプテン・マーベル』のシーン、ブリー・ラーソンは何も知らされず1人で撮影していた

『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観る前に是非抑えておきたいのが、マーベル最強のヒーロー誕生を描く『キャプテン・マーベル』(2019)だ。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の衝撃から、『エンドゲーム』への逆襲に挑む上で重要な物語を描く本作には、『エンドゲーム』に直接繋がる描写もある。
既に本作ポスターで明かされているように、キャプテン・マーベルは『エンドゲーム』でアベンジャーズに合流を果たす。ところが少し複雑なことに、『エンドゲーム』の撮影は『キャプテン・マーベル』より先に行われた。そのため主演のブリー・ラーソンは、何がなんだか分からないまま撮影に挑むこともあったという。
この記事には、『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。
『キャプテン・マーベル』ポストクレジットシーン
その撮影というのが、『キャプテン・マーベル』のポスト・クレジット・シーンだ。ここでは、1990年代が舞台となった本編から時を移して、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』直後へ。アベンジャーズ基地に集まっていたスティーブ・ロジャース、ナターシャ・ロマノフ、ジェームズ・“ローディ”・ローズは、行方不明者のカウンターが止まらぬ様を、「悪夢だ」「悪夢のほうがマシ」と漏らしながら、ただただモニタリングするほかなかった。
ブルース・バナーが見守っていたのは、回収されたニック・フューリーの通信端末。フューリーがキャロル・ダンバースことキャプテン・マーベルに助けを求めたものだが、この時点でアベンジャーズには何のための端末なのか分からない。フューリーが何かを託したはずだと信じるナターシャは、端末の再起動を求める。その瞬間、背後にキャロルが出現。「フューリーはどこ?」と発して、一連のシーンは終わる。
ブリー1人で撮影されていた
『インフィニティ・ウォー』から『エンドゲーム』への導入とも言えるこのシーン、実はブリーは合成用のグリーンスクリーンを前に、たった1人で撮影したのだという。トーク番組の「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」にゲスト出演した際、「何の撮影なのかさっぱり分からなかった」と振り返るブリーは、自らが発する「フューリーはどこ?」の一言に、実際にフューリーはどこにいるのかと困惑したとか。そもそもこのシーンはグリーンスクリーンでの撮影だったため、自分がどこにいるのかも分からないから当たり前だ。「もしかして、別のユニバースにいるの?」とまで考えたブリーに、現場のスタッフは「彼は本当にいなくなっちゃったんです」とだけ伝えた。「つまりフューリーは、(小声で)死んじゃったんだと思いました。」『キャプテン・マーベル』の撮影は『インフィニティ・ウォー』公開前より行われていたから、おそらくフューリーを襲った結末を知る前のことだったのだろう。
なお実際に採用された映像ではカットされているが、このセリフの後にブリーには同じ場所にいる他の人達を見渡す演技が求められた。もっとも、それが誰なのかも知らされていない。「他の人って誰ですか」と質問すると、帰ってきた答えは「5人※」とだけ。撮影ではテープで印を付けて視線の演技をしたという。該当のシーンの完成版は『キャプテン・マーベル』プレミアで初めて観て、「そういうことだったのね!」と納得できたようだ。
※実際に登場していたのはスティーブ、ナターシャ、ローディ、ブルースの4人だった。
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Source:The Tonight Show Starring Jimmy Fallon


























