『キャプテン・マーベル』海外レビュー、「今までのMCUとはまるで違う」驚愕と絶賛相次ぐ ─ MVPは悪役ベン・メンデルソーンと猫のグース?

2019年2月20日(米国時間)、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作『キャプテン・マーベル』をいち早く全編目撃した米国のジャーナリストや批評家たちから映画の感想がぞくぞくと到着した。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)を直前に控える本作は、ブリー・ラーソン演じるキャロル・ダンバース/キャプテン・マーベルの初登場作品にして、MCU史上初の“女性ヒーロー映画”。『アイアンマン』(2008)に始まったMCUのストーリーにおいても、MCU作品の歴史や社会的意義を鑑みるうえでも重要な一本となることは間違いないだろう。本記事では、ファンの期待と想像を否応なしにふくらませてくれるコメントの数々をご紹介していきたい。
この記事には、映画『キャプテン・マーベル』のネタバレと捉えうる内容が含まれています。事前に情報をいっさい入れておきたくないという方は、お読みにならないことをお薦めいたします。

「今までのMCU作品とは違う」
試写で『キャプテン・マーベル』を観た人々から少なからず聞こえてくるのは、本作が過去20本のMCU作品とは異なる印象に仕上がっているということだ。1995年を舞台としていること、キャプテン・マーベルが“MCU最強のヒーロー”であることは、そうした作風にどう繋がっているのだろう…?
There’s an earnestness to #CaptainMarvel that feels different than other MCU films. I got chills watching Carol Danvers get back up over & over & over again.
— Anna Klassen (@AnnaJKlassen) 2019年2月20日
Lots of fun Easter eggs in #CaptainMarvel that link it to the history and other films in the MCU. Watch closely.
— Anna Klassen (@AnnaJKlassen) 2019年2月20日
アナ・クラッセン(ライター)
「本当のところ、『キャプテン・マーベル』はほかのMCU映画とは違うと感じています。キャロル・ダンバースが何度も、何度も、何度でも立ち上がるのを見て、(感動で)ぞくぞくしました。MCUの歴史や、ほかの映画に繋がった楽しいイースターエッグもたくさん。注目してください。」
Captain Marvel is everything that I hoped it would be. It feels completely unlike any other Marvel film. A unique and fresh take on an origin story that feels new. Brie Larson is fantastic as Carol Danvers. This is one of my favorite Marvel movies of all time. #CaptainMarvel pic.twitter.com/0ou7HU93MY
— Scott Menzel (@TheOtherScottM) 2019年2月20日
スコット・メンゼル(We Live Entertainment)
「『キャプテン・マーベル』には期待していたすべてがありました。ほかのマーベル映画とはまったく違うと感じます。ユニークかつフレッシュなオリジン・ストーリーの解釈が新鮮なんです。キャロル・ダンバース役のブリー・ラーソンが素敵でした。マーベル映画の私的オールタイム・ベストに加えます。」
#CaptainMarvel is (takes deep 90s breath) TOTALLY AWESOME. Never related to a Marvel character quite like Carol. She’s the stubborn witty 90s kid I like to think I am. pic.twitter.com/H6Q9s90KHA