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『キャプテン・マーベル』海外レビュー、「今までのMCUとはまるで違う」驚愕と絶賛相次ぐ ─ MVPは悪役ベン・メンデルソーンと猫のグース?

キャプテン・マーベル
© MARVEL/PLANET PHOTOS 写真:ゼータイメージ

— Ash Crossan (@AshCrossan) 2019年2月20日

アッシュ・クロッサン(ET Now)

「『キャプテン・マーベル』は(90年代っぽい深呼吸をして)本当に最高。キャロル・ダンバースみたいなマーベル・キャラクターは決していなかった。負けん気の強い、ウィットに富んだ、90年代の子どものようです。私もそうだったと思いたい。」

エリック・デイヴィス(Fandango)

『キャプテン・マーベル』は、ほかのどんなマーベル映画とも違ったトーンをもった、すばらしい90年代SF風映画。レトロでカッコよくて、ミステリアスでバカバカしい。驚くようなところで笑えるし、全編きちんとカッコいいんです。常に変化し続けるから、ずっと面白いですよ。見事な出来です。

猫は最高、サミュエル・L・ジャクソンは最高、ベン・メンデルソーンも最高、だけど僕のMVPはラシャーナ・リンチ(編注:キャロルの旧友、マリア・ランボー役)。彼女がこの映画にエモーショナルな重みを与えていて、この映画にはそれが必要だったし、それこそが映画全体を変化させていくんです。彼女をもっと観たい。」

驚きにあふれた展開とキャスティング

作風にとどまらず、『キャプテン・マーベル』にはいくつもの“サプライズ”が隠されているようだ。それがストーリーなのか、イースターエッグなのか、ファンが期待するようなサプライズなのかはわからない。しかし書き手は『キャプテン・マーベル』を語るうえで“驚き”を隠していない。そして、本作がまごうかたなきエンターテインメント・ムービーであるということも。

ところで気になるのは、ヴィランのタロスを演じる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)『レディ・プレイヤー1』(2017)のベン・メンデルソーンや、キャロルの友人を演じるラシャーナ・リンチ、そして猫のグースといったサブキャラクターに絶賛が寄せられていることだ。本編でどんな活躍を見せてくれるのか、今から注目しておきたい…!

エリック・アイゼンバーグ(CinemaBlend)

「楽しかった!まったく予想もしなかったクールなサプライズがあれば、ミステリーとオリジン・ストーリーの組み合わせは魅力的で面白いブリー・ラーソンは素晴らしく、MCUへの見事な一歩を踏み出した。」

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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