1984年『ベスト・キッド』続編ドラマ『コブラ会』米予告編公開!映画の30年後、少年たちの「その後」描く

映画『ベスト・キッド』(1984)の30年後を舞台とするドラマシリーズ『コブラ会(原題:Cobra Kai)』の米国版予告編が公開された。本作は『ベスト・キッド』の主人公ダニエル・ラルーソーと、彼と戦ったジョニー・ロレンスの“その後”を描くストーリーになるという。
「まずは打て、激しく打て、慈悲はいらない(STRIKE FIRST, STRIKE HARD, NO MERCY.)」。
この言葉に重ねて聞こえてくるのは、空手道場「コブラ会」を率いるジョニー・ロレンスの「ここでは慈悲深くなるための訓練はしない。慈悲とは弱さだ」というせりふだ。
本作の物語は、『ベスト・キッド』の少年カラテ選手権から30年後、落ちぶれてしまったジョニー・ロレンスが再起のために空手道場「コブラ会」を再始動させるところから始まる。ライバルだった『ベスト・キッド』の主人公ダニエル・ラルーソーはすっかり成功しており、ジョニーの闘志は燃え上がるばかりだ。
しかしジョニーの前に現れたダニエルもまた、今では師匠のミヤギを失い、娘との関係にも苦しみ、生活に葛藤する毎日を送っていた。「ジョニー、君と僕はまだ終わっていない」。
本作『コブラ会』では、『ベスト・キッド』でダニエル役を演じたラルフ・マッチオと、ジョニー役のウィリアム・ザブカが1984年と同じ役で再登板を果たす。
そのほか、コブラ会を訪れるいじめられっ子の高校生役をショロ・マリデュエナが、父親に反抗するジョニーの息子ロビー・キーン役をタナー・ブキャナンが、ジョニーの継父役をエド・アシュナーが演じるほか、ダニエルの妻アマンダにコートニー・ヘンゲラー、娘サマンサにメアリー・マウサーが配された。
シリーズの脚本を手がけるのは『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』(2010)のジョシュ・ヒールドと、ジョン・ハーウィッツ&ヘイデン・シュロスバーグ。なお、ハーウィッツ&シュロスバーグは全10話中多くのエピソードを監督するという。
ちなみに『ベスト・キッド』は1994年までにシリーズ4作品が製作され、2010年にはジェイデン・スミス&ジャッキー・チェン主演でリメイク版も製作されている。今回はシリーズの正統な続編となるが、果たしてどんなストーリーになるのだろうか。あらすじや予告編から察する限り、ほろ苦いストーリーになる予感がするが……。
ドラマシリーズ『コブラ会』は2018年内にYouTubeの有料サービス「YouTube Red」にて配信予定。日本での配信・放送などは不明だ(2018年2月16日時点)。
Source: http://ew.com/tv/2018/02/15/cobra-kai-teaser-trailer-karate-kid-youtube-red/
Eyecatch Image: https://www.youtube.com/watch?v=xLtYmhj-0Kg 動画サムネイル