『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ドラマ化に「コブラ会」脚本家が関心? 最終話に意味深なシーンが登場

『ベスト・キッド』のスピンオフドラマ「コブラ会」の製作陣が、次は人気映画シリーズ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の続編ドラマシリーズを狙っている? 共同クリエイターのジョシュ・ヒールド、ジョン・ハーウィッツ、ヘイデン・シュロスバーグが自らの考えを明かしている。
この記事には、「コブラ会」シーズン6第15話『ワルは卒業』の内容が含まれています。

この話題は、「コブラ会」シーズン6第15話のラストシーンを発端とするもの。場面の冒頭には製作者のハーウィッツ&ヒールドがちらりと登場し、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の舞台である「ヒル・バレーと架空の1985年を舞台にしたシリーズ企画」について会話を交わしている。キャスト候補として、トーマス・F・ウィルソン(ビフ役)、リー・トンプソン(ロレイン役)、ビリー・ゼイン(マッチ役)、クリスピン・グローヴァー(ジョージ役)が言及され、監督候補として「マイク」(マーティ役のマイケル・J・フォックス)という名も登場するのだ。
『ベスト・キッド』のユニバース展開に成功した彼らは、次に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の続編に取り組むつもりなのだろうか?
この説について、ハーウィッツは米Peopleにて「ただ楽しんでいるだけです。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズが厳重に管理されていることは知っていますし、正当な理由があってのこと」とコメント。しかし、「彼らが続編を作りたいと考えたなら、僕たちは全面的に協力します」とも語っている。
また、ヒールドも「僕が(ニュースなどを)読んだ限りでは、彼らは誰かがアイデアを売り込んでくるのを待っているように感じます。なので、どうなるか見てみましょう」と意欲的な姿勢を示した。

なお、ヒールドは「コブラ会」のフィナーレイベントでもこの話題に触れ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の脚本家ボブ・ゲイル&ロバート・ゼメキス監督は「続編を実現させたいと考えていると思う」と主張。「彼らは何年も前から、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ユニバースに革命を起こす人物を求めてきました。僕たち以上にふさわしい人間がいるでしょうか?」と続けた。「最終的には彼ら次第です。彼らがどう考えているのかに僕は興味があります」。
ゲイル自身は『バック・トゥ・ザ・フューチャー4』の可能性を完全否定したばかり。ところが、ヒールドは「追いかけっこです。間違いなく僕たちを挑発しています。こうして連帯感が生まれるものです」と前向きにコメントを貫いた。
ちなみにシュロスバーグによれば、現在3人は別のシリーズ作品への着手を検討しているようだ。「簡単なことではありません。権利の問題もあるし、まだ存命で(作品に)手を加えたくないクリエイターもいる。けれども僕たちは、まるで悪徳不動産王のように何でも手を出す覚悟です」と冗談交じりに語った。
「コブラ会」シーズン1~6はNetflixにて独占配信中。
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Source: People