コカイン大量摂取したクマがめちゃくちゃ襲ってくる『コカイン・ベアー』の予告編が激ヤバ

もしも野生のクマがコカインを大量摂取してしまったら?ただでさえ凶暴だと恐れられるクマが、薬物大量摂取でガンギマリ状態になって大暴れするアクション・コメディ『コカイン・ベアー(原題:Cocaine Bear)』の米予告編が公開になった。
監督はなんと『ピッチ・パーフェクト』『ハンガー・ゲーム』シリーズへの出演や『チャーリーズ・エンジェル』(2019)を手掛けたことでもお馴染みのエリザベス・バンクス。出演者は『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)オールデン・エアエンライク、コカインが付き物であるマフィア映画でも知られるレイ・リオッタら豪華メンバーだ。
コカインの大きなパケを丸ごと飲み込んだクマが大暴れすると聞くと荒唐無稽だが、驚くべきことにこれは実話に基づいている。麻薬密売人が飛行機事故にあったことでコカインを紛失し、それをツキノワグマが食べたという騒動が1985年にあったという。
本作はテネシー州ノックスビルを舞台に、飛行機から落ちて散乱したコカインを丸呑みしたクマの恐怖を描く。映像冒頭では、扉の向こうの暗闇に潜むガンギマリクマさんを目撃してしまった男が扉を“そっ閉じ”。平常心を失ったクマが、返り血を浴びて次々と人間に襲い掛かる。
一方、森の中では行方不明になったという少女が少年とウロついている。「ねえヘンリー、見て」と、破れたコカインの小包を見つけた少女。「鹿さんかな?」と笑う少女は、この後繰り広げられる戦慄を知る由もない。
レイ・リオッタが演じるいかにも胡散臭い男は、どうやら消えた大量のコカインを横取りしようと目論んでいるようだ。実際に激ヤバクマさんに遭遇する男たちは、『ハン・ソロ』オールデン・エアエンライク、そしてアイスキューブの息子にして『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)などで知られるオシェア・ジャクソン・Jr.だ。
「クマがコカインをキメてんっすよ!」「クマがいた!クソヤバイって!」ウソみたいな本当の話に驚愕する一同。「クマは木に登れないから」と木の上で身の安全を確保する少年だが、鋭い爪と強靭な筋肉でモリモリ木登りして襲ってくるガンギマリクマさん。キメればキメるほど強くなる、狂気の酔拳クマさんが全力疾走で襲ってくる!
物語では、凶暴なコカイングマと大量の薬物を巡って、チンピラや少年少女、警察、観光客による強烈な捕食合戦が繰り広げられる。『コカイン・ベアー(原題)』は2023年2月24日、US公開。ガンギマリグマ、出没注意。
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