ニコラス・ケイジと『マンディ』チーム最新作『カラー・アウト・オブ・スペース』公開決定 ─ H・P・ラヴクラフト原作、カオス確実

ニコラス・ケイジと『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(2018)製作陣が再タッグ、原作は“クトゥルフ神話の創造主”H・P・ラヴクラフト。すでにカオス確定の新作映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』が2020年7月31日(金)より全国公開されることが決定。予告編とポスタービジュアル、場面写真が一挙到着した。

大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサン(ニコラス・ケイジ)と妻テレサ(ジョエリー・リチャードソン)が夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げた。一家は心身に影響をもたらす地球外変異体との闘いに明け暮れ、静かな田舎暮らしは極彩色の悪夢へと変わる!

20世紀最後の怪奇幻想作家、H・P・ラヴクラフトの『宇宙からの色』(別邦題『異次元の色彩』)を、『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』の製作陣と異才監督リチャード・スタンリーが“完璧な悪夢”として創り上げた本作は、トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門でプレミア上映され、シッチェス国際ファンタスティック映画祭2019で作品賞にノミネート。一般公開されるや「ラヴクラフト映画の代表作になる」との高評価を受け、ニコラス・ケイジの演技も「彼のネクスト・レベルを目撃した」と絶賛された。

公開された予告編では、田舎で穏やかな生活を始めたガードナー家が、隕石によって不条理な現象に翻弄されるさまが描かれている。家の周りの植物や、家族にも奇妙な影響を与えていく「色」。ネイサンが銃口を向ける先には何があるのか、すべてを見透かしたような娘が放つ、意味深な発言の根拠とは……。ネイサンの妻テレサ役は『レッド・スパロー』(2018)のジョエリー・リチャードソン、長女ラヴィニア役は『ビッグ・アイズ』(2014)やNetflix映画『好きだった君へのラブレター』(2018)のマデリン・アーサーが演じる。
映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』は2020年7月31日(金)シネマート新宿、シネマート心斎橋ほかロードショー。
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