スピルバーグ『カラーパープル』リメイク版、2024年2月9日劇場公開決定 ─ 特報&場面写真が到着

スティーブン・スピルバーグ、オプラ・ウィンフリー、クインシー・ジョーンズ製作総指揮、新鋭ブリッツ・バザウレが監督を務めた新作『Color Purple』(原題)が、邦題『カラーパープル』として2024年2月9日(金)より全国公開されることが決定した。
本作は、父に虐待され10代にして望まぬ結婚をさせられた主人公セリーが、最愛の妹と生き別れ、不遇な日々を送る中でも不屈の精神で人生を変えていく物語。型破りな生き方の女性たちとの出会いと絆によって、自分の価値に目覚め、自らが輝く場所を見つけていく。逆境にあっても未来を信じる女性たちの姿、その絆と歌声が魂を揺さぶる、今こそ世界に必要な希望に満ちた力強いミュージカルとなっている。
スピルバーグが手がけた1985年のオリジナル版は黒人の世界をきちんと描いていないという声や、賞狙いで撮影したという声があがり無冠に終わったものの、アカデミー賞®10部門11ノミネートされた映画史に残る衝撃の名作だ。原作はアリス・ウォーカーがピュリッツァー賞を受賞した同名小説。その受賞40周年となる節目にリメイクが実現した。
予告編は、『リトル・マーメイド』のハリー・ベイリー演じる妹と姉が「離れ離れになっても、姉妹の心はひとつ」と誓い合うシーンから始まる。グラミー賞受賞のファンティジア・バリーノ演じる大人になった姉セリーの魂を振りしぼるような歌声が響く。
続く映像では、アカデミー賞®とグラミー賞受賞のH.E.R.をはじめ、未来を信じて何度でも立ち上がる女性たちの姿が映し出される。その合間に挿入される力強いミュージカルシーンと、華やかな夢のシーンは、女性たちの不屈の魂と、どんな逆境にも負けない強さを感じさせ、魂を揺さぶる予告映像に仕上がっている。あわせて公開された2枚の場面写真もチェックだ。
映画『カラーパープル』は2024年2月9日(金)より全国公開。
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