『死霊館』シリーズ、第3作の企画が存在 ― 脚本執筆中、2019年撮影見込み

全世界累計1,350億円超えの驚異的な興行収入を誇る、大ヒットホラー『死霊館』シリーズの第3作が企画されていることがわかった。プロデューサーのピーター・サフラン氏が明かしている。
これまで『死霊館』シリーズは、第1作『死霊館』(2013)、第2作『死霊館 エンフィールド事件』(2016)、スピンオフ作品『アナベル 死霊館の人形』(2014)、その続編映画『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)、そして2018年9月21日(金)に日本公開される最新作にして前日譚映画『死霊館のシスター』の合計5作品が製作されてきた。このたび判明したのは、『死霊館 エンフィールド事件』から直結するメインシリーズ第3作である。

米CinemaBlendのインタビューにて、ピーター氏は『死霊館』第3作についてこう語っている。
「すごく良いものになりつつありますよ。デヴィッド・リンゼイ・ジョンソン(編注:デヴィッド・レスリー・ジョンソンの誤りと思われる)が脚本を執筆しています。完成させて、来年(2019年)撮影することになると思いますね。」
デヴィッド・リンゼイ・ジョンソンという脚本家は現在のハリウッドに存在しないため、ピーター氏が言及しているのは『死霊館 エンフィールド事件』(2016)の執筆に携わったデヴィッド・レスリー・ジョンソンだと思われる。同作を手がけたジェームズ・ワン監督とは『アクアマン』(2019年2月8日日本公開)でもタッグを組んでいるが、『死霊館』第3作にジェームズ監督が復帰するかどうかは不明だ。
ともあれピーター氏の見立てによれば、『死霊館』第3作は2019年に撮影されるとのこと。スムーズに企画が進行すれば、おそらく2020年には劇場公開を迎えることになりそうだ。

なお2018年9月7日(金)に全米公開された最新作『死霊館のシスター』は、公開後3日間で5,380万ドルを超える驚異的なオープニング成績を記録、『死霊館』シリーズ史上最高のスタートを切った。話題のホラー映画『クワイエット・プレイス』(2018)の初動成績(約5,020万ドル)をも抜いて、ホラー映画としては2018年最高の初動成績を収めたのである。破竹の勢いで人気を拡大する『死霊館』シリーズ、スタジオからすれば続編を作らないという選択肢はないのかもしれない。
『死霊館』シリーズ最新作、映画『死霊館のシスター』は2018年9月21日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。まずは最新の恐怖を劇場でじっくりと噛みしめてほしい。
『死霊館のシスター』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/shiryoukan-sister/
Source: CB