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「コンスタンティン」マット・ライアン、『ジョーカー』調の単独映画を実現希望 ─ ドラマ版「ジャスティス・リーグ・ダーク」にも出演望む

マット・ライアン
©Red Carpet Report TV | CC BY-SA 2.0 https://www.flickr.com/photos/minglemediatv/14694332773/ Remixed by THE RIVER

DCコミックスのダークヒーロー、ジョン・コンスタンティンをドラマ&アニメで演じてきた俳優マット・ライアンが、とある願いを明かしている。ホアキン・フェニックス主演で世界を席巻した映画『ジョーカー』にインスパイアされた単独映画を実現させたいというのだ。

ドラマ「コンスタンティン」(2014-2015)で“悪魔祓い”コンスタンティンを演じたマットは、「レジェンド・オブ・トゥモロー」をはじめとするアローバース作品でコンスタンティンを再演したほか、アニメ映画『ジャスティス・リーグ:ダーク』(2017)でも声優を担当してきた。いまやファンの間では、2005年に製作された映画の“キアヌ・リーブス版”をしのぐ人気を誇っている。

Den Of Geekにて、マットはジョン・コンスタンティンの「ダークな一面が大好き」だと語った。「映画『ジョーカー』には通じるところがあると思いました。“こういうジョン・コンスタンティンの映画が作られるべきだし、演じたいんだよ!”って。それで夜も眠れなくなってしまって、ストーリーの要約を書いたんですから」。自ら筆を執るほどの熱の入りようなのだ。

出演中の「レジェンド・オブ・トゥモロー」シーズン5は米国で放送中(本記事時点)で、2020年内にはシーズン6も放送開始予定。新型コロナウイルスの影響による製作遅延は気になるが、マット版コンスタンティンの出番はおそらくまだ続くだろう。2020年4月には、コミックではコンスタンティンも活躍する「ジャスティス・リーグ・ダーク」のドラマ化も発表された。同作にマットが続投するかどうかは不明だが、本人は再演への意欲でいっぱいだ。

「僕は舞台俳優だから、“とにかく(役柄の)候補に入れてください”と言い続けてきました。僕が選ばれないとしても、それは彼らの選択。だけど、お願いさえすることなく企画が進んで、自分ができたかもしれないものを見るのはつらいと思うんです。原作(のコミック)が違っても、僕は原作をきちんと守るし、ジョン・コンスタンティンやコミックの世界に忠実にやろうというつもりですよ。違うことをやるにせよ、それこそ僕がきちんと考えたいことだし、僕が大好きなことだから。何がどうあっても、ジョン・コンスタンティンは最高のキャラクターです。」

その一方、マットは「僕はキャラクターの権利を持っているわけじゃないし、所有してるわけじゃない。ただの俳優ですよ」と述べて、今後の判断は製作陣に委ねようという意志も示している。「だけど僕には、ジョンについて掘り下げたい部分がある。その機会に恵まれればうれしいですね」

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Source: Den Of Geek

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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