キアヌ・リーブス『コンスタンティン2』脚本作業まもなく再開 ─ 企画は「まだ始まったばかり」

キアヌ・リーブス主演、DC映画『コンスタンティン』(2005)の続編が、まもなく再始動することがわかった。監督のフランシス・ローレンスが、米The Hollywood Reporterにて最新の進捗状況を報告した。
『コンスタンティン』は、私立探偵にして悪魔祓いのジョン・コンスタンティンを描くオカルト・ダークファンタジー。続編企画は2022年9月に発表され、キアヌや監督らを再び迎えて始動すると伝えられた。その後、DC映画の計画が全面刷新されたことで状況は不透明になっていたが、全米脚本家組合(WGA)のストライキの開始前に、前作でプロデューサーを務めたアキヴァ・ゴールズマンが脚本に取りかかっていたことがわかっている。
ローレンス監督によると、『コンスタンティン』の続編企画はまだ初期段階にある模様。「ストライキで作業が少し中断されたので、まだ始まったばかりです。おそらく感謝祭のあとに再び集まって、どう続編を展開させるか掘り下げることになるでしょう」と語った。2023年の感謝祭は11月23日(木)なので、まもなく脚本作業などが本格的に再開されることになりそうだ。
なお、ローレンスは「ワーナー・ブラザースとDCの体制が再び変わったとき、『コンスタンティン』の続編は打ち切られると思いましたか?」との質問に、「いいえ。ですが多くの障害がありました」と答えている。「アキヴァは何年もかけて、このキャラクターを再びコントロールしようと闘ってきました。NBCがテレビ番組を製作して、J・J(・エイブラムス)が何かをやろうとしていたと思います。その後、DCの体制が変わりました。スタジオには彼らの計画がありますから」
長年にわたる紆余曲折を経た企画について、ローレンスは「幸運なことに僕たちが再び主導権を握り、『コンスタンティン2』のアイデアを練り始めました。本当に興奮しています」と喜びを言葉に滲ませた。続編の先行きが不安視されたこともあったが、ひとまずは続編実現に期待が持てそうだ。
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Source: The Hollywood Reporter