『ブラックパンサー』マイケル・B・ジョーダン&ライアン・クーグラー監督、極秘新作映画で再タッグ

『ブラックパンサー』(2018)でエリック・キルモンガー役を演じたマイケル・B・ジョーダンが、ライアン・クーグラー監督と極秘の新作映画(タイトル未定)で再びタッグを組むことがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
クーグラーの長編監督デビュー作『フルートベール駅で』(2013)から現在に至るまで、ふたりは『クリード』(2015)や『ブラックパンサー』などで監督・俳優としてのコラボレーションを続けてきた。クーグラーは『クリード 炎の宿敵』(2018)では製作総指揮を、ジョーダンの監督デビュー作となった『クリード 過去の逆襲』(2023)では原案・製作を務めている。
このたび報じられた新作映画は、クーグラーにとって『フルートベール駅で』以来となる完全オリジナル脚本。ジャンル映画であること以外は謎のベールに包まれているが、どうやら“時代モノ”の要素が含まれているという。スタジオやストリーミング企業の幹部らを交えたミーティングはすでに始まっており、今後は興味を持った関係者を相手に、クーグラーが自身のビジョンを説明する段階に進むという。
製作はクーグラーの製作会社Proximity Mediaが担当し、クーグラーは監督・脚本・製作を兼任。ジョーダンが主演を務める。そのほか、プロデューサーには『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(2021)のジンツィ・クーグラー、『search/サーチ』シリーズのセヴ・オハニアンが名を連ねた(2人はProximity Mediaの創設者である)。
現在、クーグラーはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)にて「アイアンハート」の製作総指揮を務めており、『ブラックパンサー』のスピンオフアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ(原題)」も企画中。人気ドラマ「X-ファイル」(1993-2018)のリブート企画も進められているという。また、ジョーダンは『クリード4(仮題)』で再び主演・監督を務めるほか、ウィル・スミス主演『アイ・アム・レジェンド』(2007)の続編にも出演する。多忙のふたりだが、撮影開始はいつ頃となるか。
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Source: The Hollywood Reporter