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フィル・コールソン役クラーク・グレッグ、『キャプテン・マーベル』での「若返り」明かす ― 現代での復活は未定

クラーク・グレッグ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/26107791796/

2019年公開の映画『キャプテン・マーベル(原題:Captain Marvel)』には、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のファンにはたまらないお楽しみが用意されている。2008年『アイアンマン』から2012年『アベンジャーズ』まで、MCUの黎明期を支えてきたS.H.I.E.L.D.のエージェント、フィル・コールソンが再登場を果たすのだ。

『アベンジャーズ』でロキの手にかかり命を落としたコールソンは、長らくスクリーンへの再登場が待たれてきたキャラクターだ。なにしろこっそりと復活し、その事実をアベンジャーズのメンバーには伏せたまま、ドラマ『エージェント・オブ・シールド』(2012-)では主人公として活躍を続けているのである。
ただし、久々にコールソンがスクリーンに復帰する『キャプテン・マーベル』の舞台は『アイアンマン』より以前の1990年代。もう少し若い頃のコールソンが、私たちの前に姿を見せることになるわけだ。

このたび米Comicbook.comの取材に対して、コールソンを演じるクラーク・グレッグは『キャプテン・マーベル』でのスクリーン復帰についてこうコメントしている。

「(マーベル・)シネマティック・ユニバースの友人から面白い電話があって。“また仕事があるんです。90年代が舞台なんですが、ジムには通えますか?”って。“90年代? その頃に戻れるジムなんてないでしょ”って答えたら、“大丈夫です、(CG)技術で数年分戻せると思いますよ”って言われましたね。」

やはりコールソンは、CGによる「若返り」によって2018年現在よりも若い頃の姿に戻ることとなりそうだ。本作への登場が判明しているニック・フューリーについても、きっと1990年代のサミュエル・L・ジャクソンが帰ってくるに違いない。

一方でMCUファンが気になるのは、「現代を舞台としたMCU映画にコールソンが帰ってくることはないのか?」という点だろう。なにせドラマの世界で、コールソンは現役でまだまだ頑張っているわけである。しかしこれについて、グレッグは「わかりませんね。僕が決められることじゃないので」と答えている。

「僕は(コールソン役を)打診された時に出るというだけです。いつかフィル・コールソンを演じなくなる時が来たとしても、その時にはつつしんで別れを告げるつもりですよ。素晴らしい旅をさせてもらっていますから。自分の居場所に感謝して、その時々を精一杯楽しむのが一番だと思っているんです。」

ひとまず『キャプテン・マーベル』でどんな活躍を見せてくれるのか、今はその勇姿を楽しみにしておこう…!

映画『キャプテン・マーベル』は2019年3月8日に米国公開予定

Source: Comicbook.com
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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