「カウボーイビバップ」オープニング映像、アニメ版と実写版の公式比較動画が米公開

Netflixシリーズとしてハリウッド実写化される、日本発の人気アニメ「カウボーイビバップ」といえば、スペクタクルでクールなアクションや、ハードボイルドをはじめとするさまざまなジャンル、キャラクターたちの粋な台詞回しなどが特徴的だが、何と言っても欠かせないのが、おなじみのオープニングクレジット映像だろう。
『TUDUM: グローバルファンイベント』(2021年9月26日)にて、実写版のオープニング映像が初公開された。アニメ版に引き続き、菅野よう子による名曲「Tank!」が使用されており、またそれだけでなくアニメ版とほぼ同じ構造で制作されている。これにはファンも胸を熱くさせられただろう。
そんなオープニング映像公開の同日には、Netflixよりオリジナルアニメと実写版の公式比較動画も米国公開されていた。オリジナルアニメのオープニング映像を比較的忠実に再現しながら、背景の文字を英語から日本語に変更したり、実写版で描かれる物語を断片的に挟むという新しい試みがなされたりしている。スパイクにふんするジョン・チョーがイベントにて伝えていたように、百聞は一見に如かず。さらなる詳細は自分の目で確かめてみよう。
賞金稼ぎのスパイク・スピーゲル(ジョン・チョー)、ジェット・ブラック(ムスタファ・シャキール)、フェイ・ヴァレンタイン(ダニエラ・ピネダ)の3人は、太陽系で最も危険な犯罪者たちを──しかるべき報酬のもとで──追いかける3人組。凸凹チームである彼らは、あまたの小競り合いを乗り越えながら、とうとう自らの過去に対峙する。
出演者はほか、アレックス・ハッセルがビシャス役、エレナ・サチンがジュリア役、ジェフ・スタルツがチャルマーズ役、タマラ・チュニーがアナ役、メイソン・アレクサンダー・パークがグレン役、レイチェル・ハウスが「ホワイト・タイガース」のマオ役、そしてアン・トルーオン&ホン・スアンがシン&リン役を演じる。
製作総指揮は、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)のジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメック、『ヴェノム』(2018)のジェフ・ピンクナー&スコット・ローゼンバウム。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2014)『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のクリス・ヨストが脚本・製作総指揮を務め、原作の生みの親である渡辺信一郎監督が監修を務めている。
Netflixシリーズ「カウボーイビバップ」は、2021年11月19日より独占配信開始。
▼「カウボーイビバップ」の記事
「カウボーイビバップ」実写版キャスト「もっとIPを大切に扱ってほしい、特別な作品なんだから」と打ち切りを振り返る 出演者からの苦言 『ジョン・ウィック』監督「『カウボーイビバップ』は全暗記している」「もしも渡辺信一郎さんのように絵が描けたなら」日本アニメ愛熱弁 『ジョン・ウィック』にも大きな影響 「カウボーイビバップ」の反省活かした実写「ONE PIECE」、成功の鍵は「原作キャラに極めて忠実であること」 ルフィ役は満場一致 「カウボーイビバップ」渡辺信一郎監督、Netflix実写版は「『カウボーイビバップ』ではなかった」 ─ 第1話の冒頭しか見ていない 「僕がやるべきだったのかも」 「カウボーイビバップ」実写版の主演俳優、打ち切りに「落ち込みました」「自分の人生をかけた」 怪我についても振り返る