「カウボーイビバップ」実写版、本編映像込みの予告編 ─「今の俺は、スパイク・スピーゲルでやってる」

3、2、1…Let’s Jam!
Netflixによる実写版「カウボーイビバップ」より、本編映像込みの予告編が公開された。
「カウボーイビバップ」は宇宙を舞台に、“カウボーイ”と呼ばれる賞金稼ぎたちを描く西部劇。それぞれ複雑な事情を抱えるはみ出し者の三人組、スパイク・スピーゲル(ジョン・チョー:山寺宏一)、ジェット・ブラック(ムスタファ・シャキール:楠大典)、フェイ・ヴァレンタイン(ダニエラ・ピネダ:林原めぐみ) が、凶悪な犯罪者を追って太陽系を駆け巡る。
公開された本予告編は、スパイクがアナという旧友と意味深な会話を交わす場面から始まる。「あなたなぜ蘇ったの?」「一週間前、仕事がらみで賞金稼ぎ、嘘みたいだけど相棒」「あなたの過去を知っているの?」「また会えるかしら?」「命を狙われたんだ。今の俺は、スパイク・スピーゲルでやってる」。ハードボイルドな雰囲気から一点して、そこからは菅野よう子による名曲「Tank!」が響き渡る中、スパイク、ジェット、フェイの三人が軽妙な掛け合いを交わしながら、賞金首たちを相手に疾走感みなぎる乱闘を繰り広げていく。
そのほかのキャストには、エレナ・サチンがジュリア役、ジェフ・スタルツがチャルマーズ役、タマラ・チュニーがアナ役、メイソン・アレクサンダー・パークがグレン役、レイチェル・ハウスが「ホワイト・タイガース」のマオ役、そしてアン・トルーオン&ホン・スアンがシン&リン役を演じる。残念ながら本予告編でも、アニメでおなじみのキャラクター、エドは登場していない。もっとも、ショーランナーのアンドレ・ネメックは「このシーズンを観た人は…とても喜んでくれるでしょう」と過去に言及していた。
製作総指揮は、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)のジョシュ・アッペルバウム&アンドレ・ネメック、『ヴェノム』(2018)のジェフ・ピンクナー&スコット・ローゼンバウム。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2014)『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のクリス・ヨストが脚本・製作総指揮を務め、原作の生みの親である渡辺信一郎監督が監修を務めている。
Netflixシリーズ「カウボーイビバップ」は、2021年11月19日より独占配信開始。
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