ダニエル・クレイグ私物の直筆サイン入り、ボンド仕様の特別限定バイクがオークション販売

『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグが、個人所有していたバイクの007×トライアンフリミテッドエディションを寄付、オークションに出品した。
出品したのは、ジェームズ・ボンド25作目の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)に影響を受けた#003/250 Scrambler 1200 ボンドエディションと#001/250 Tiger 900 ボンドエディション。オークション落札者には映画『007』シリーズのスタントコーディネーターであるリー・モリソンと、007の中でボンドのスタントダブル役を務めたポール・エドモンドソンと一緒に走る機会が与えられる。
さらに、2台のバイクの両面にはダニエル・クレイグの直筆サインが入るほか、クレイグとトライアンフ モーターサイクルズのCEOであるニック・ブロアーの署名入りの証明書が付属する。
この度クレイグが寄贈を決めたのは、海で人命を救う慈善団体である王立国立救命ボート協会 (RNLI) 王立国立救命ボート協会への資金調達のため。
ダニエル・クレイグからコメントも発表されている。
「ホイレイクの RNLI 駅の近くで育って以来、RNLI は長く私の傍にありました。200 年以上前に発足して以来、146,000人以上の命を救ってきた組織の一員であることがどのようなものかを身をもって体験するために、RNLI の乗組員と一緒にラムズゲートに浮かんだことは素晴らしい思い出です。
私は今回、RNLI をサポートできることを光栄に思い、非常に誇りに思っていますし、このトライアンフのボンド仕様の特別限定車のオークションが人気になることを願っています。
またリー・モリソンとポール・エドモンドソンによるライディング体験は、さらにユニークでエキサイティングなダイナミクスを落札者の方に与えてくれると思います。
私は、リーと一緒に『カジノ ロワイヤル』から『ノー タイム トゥ ダイ』まで仕事をしました。この機会は逃すものではなく、RNLI という真に人命を救う活動のための一役買う事となると信じています。」
トライアンフのCEOニック・ブロアーは次のように続けている。
「トライアンフは、ダニエル・クレイグ氏が愛した2台の個性溢れるボンド バイクをオークション出品する事で、RNLIの200周年を支援できることを嬉しく思います。私達トライアンフは、ダニエル・クレイグ氏のボンド仕様の特別限定車であるScrambler 1200 とTiger 900のオークションにて全ての入札者の幸運を祈ります。
この2台のトライアンフはどちらもトライアンフの歴史の中でも唯一無二なバイクです。そして、落札者が素晴らしい2人のスタントライダーである、リー・モリソンとポール・エドモンドソンと一緒に走る素晴らしい体験を楽しんでくれることを願っています。これは本当に一生に一度のチャンスです!」
また、英国のボナムズ | カーズ・モーターサイクル部門の責任者、ジェームス ステンセルもコメントを寄せている。
「RNLI、トライアンフ モーターサイクルズ、ダニエル・クレイグ氏は、今回特別に RNLI の 200 周年を記念して、このエキサイティングで重要なプロジェクトに取り組みました。
トライアンフとダニエル・クレイグ氏がこの価値ある目的のために、このような刺激的なトライアンフの 2 台を寄贈して頂いたことは、本当に感動的です。」
ダニエル・クレイグ寄贈によるこの特別な2台は、2024 年 10 月 12 日と 13 日に英国のスタッフォードシャーで開催されるクラシック モーターサイクル メカニクス ショーでオークション登場となる。
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