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ロッキー新作映画『クリード2』撮影開始、「原点回帰」のストーリー公開!シルベスター・スタローンが舞台裏映像を投稿

クリード
Photo by Patriarca12 ( https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sylvester_Stallone,_Tessa_Thompson,_and_Michael_B._Jordan_promoting_Creed_at_the_Philadelphia_Art_Museum.JPG )

かの名作映画『ロッキー』シリーズのスピンオフ作品、『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)の続編映画『クリード2(原題:Creed II)』の撮影が米国フィラデルフィアにて始まったようだ。
撮影開始を記念して、シリーズでロッキー・バルボア役を演じるシルベスター・スタローンが撮影現場の映像をInstagramにて公開している。

A new KING OF THE RING … @creedmovie @mgm_studios @wbcboxing @rockybalboa.1976 @slystalloneshop

Sly Stalloneさん(@officialslystallone)がシェアした投稿 –

前作『クリード』のライアン・クーグラー監督に代わり、本作で監督を務めるのは、インディーズ映画やテレビドラマで活躍する新鋭スティーブン・ケープル・Jr.。製作開始にあたって、彼は「『ロッキー』シリーズに参加できること、また思慮深い製作チームとの仕事を誇りに思います」と述べた。

「僕は『ロッキー』のファンとして、これまでハートとテーマのあるストーリーを楽しんできました。しかしライアン・クーグラーが『クリード』を作った時、また別の繋がりをシリーズに感じたんです。あらゆる面で、個人的な思いを抱くようになりました。
『クリード』続編は、ボクシングのリングを超えて、家族や(先人から)遺されてきたもの、そして恐れへと踏み込む物語。僕自身の視点や、素晴らしいキャスト・スタッフとのコラボレーションをお見せできることに興奮しています。」

また、本作では製作総指揮を担当するライアン・クーグラーもコメントを発表している。

「『クリード』(前作)を執筆・監督した時、よく親しまれ、また愛されている『ロッキー』のキャラクターに敬意を捧げながら、新たな視点から家族にまつわる人間ドラマを描きたいと考えていました。
(続編を撮る)スティーブンは、映画学校時代からお互いを知っている最高の映画監督です。彼とシルベスター、マイケル(・B・ジョーダン)、そしてテッサ(・トンプソン)が新たな一章を作ってくれるのが楽しみでなりません。」

クーグラーが言及しているように、本作にはクリード・ジョンソン役のマイケル・B・ジョーダン、ビアンカ役のテッサ・トンプソンらが続投。『ロッキー4/炎の友情』(1985)に登場したイワン・ドラゴ役をドルフ・ラングレンが再演するほか、その息子であるヴィクター・ドラゴ役には、プロボクサーの“ザ・ビッグ・ナスティ”ことフロリアン・ムンティーニュが起用された。

本作の製作を務める米メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、ワーナー・ブラザースは以下のあらすじを公開している。

「アドニス・クリードは、自分自身の責任と次なる戦いへ向けた鍛錬、その困難な両立を迫られている。彼は人生の試練に直面しているのだった。家族の過去に関係する宿敵との対峙は、来たるリング上の戦いへと彼自身を昂ぶらせる。ロッキー・バルボアは、常にクリードのそばに立っていた。ロッキーとアドニスは、ともに共有する問題に向き合うこととなる。戦う価値があるものとは何かと問い、家族以上に大切なものはないと知るのだ。
『クリード2』は、はじめにチャンピオンを生んだものとは何だったのか、その再発見のため原点へ回帰する物語。そして、自分の歴史からは決して逃れられないことを知る物語である。」

映画『クリード2』は2018年11月21日に米国公開予定

Sources: ComingSoon.net, Collider
Eyecatch Image: Photo by Patriarca12

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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