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『クリード 炎の宿敵』音楽の仕掛け人が作曲&プロデュースの秘密語る ─ 俊英ルドウィグ・ゴランソン&Mike Will Made-It「映画のようなサントラを」

クリード 炎の宿敵
©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

2015年に『ロッキー』シリーズの新章として全世界で大ヒット・大絶賛された映画『クリード チャンプを継ぐ男』の続編、『クリード 炎の宿敵』より、作品の見どころのひとつである“音楽”に迫った特別映像が公開された。

本作で音楽を担当したのは、前作のほか『ブラックパンサー』(2018)や『ヴェノム』(2018)など話題作を相次いで手がけるルドウィグ・ゴランソン。イメージアルバム「Creed II: The Album」は、ケンドリック・ラマーほか数々の超人気アーティストとタッグを組むMike Will Made-It(マイク・ウィル・メイド・イット)がプロデュースした。今回の映像では、現代を代表するクリエイターである二人が本作の劇伴音楽や劇中歌についてたっぷりと語っている。

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映画『ロッキー』といえば、誰もが知る「ロッキーのテーマ」や「アイ・オブ・ザ・タイガー」などの名曲が世界中で知られている。シリーズの魂を継承する『クリード 炎の宿敵』でも、サウンドトラックや劇中で使用されるヒップホップといった音楽面も大きなポイントとなっている。

今回の映像は、本編の重要シーンを盛り上げる一曲「Runnin」から始まる。前作に続いて音楽を担当するルドウィグは、『ブラックパンサー』で2018年度ゴールデングローブ賞の作曲賞にノミネートされた注目株。続編である本作のサウンドトラックについて、「ロッキーの音楽は誰でも知っているもの。オリジナルの感覚を残しながら新しいサウンドを作りたかった」と、伝統への敬意と新たな挑戦について語った。マイクも「ルドウィグとなら最強のデュオになる」との確信を明かし、「常識を破りたかった。だから甘辛くブレンドした音楽を作り上げたんです」とコメントした。

二人のコラボレーションについて、ルドウィグは「僕のアイデアに彼がビートをかぶせ、彼のビートに僕のタッチを加える」、一方のマイクは「クオリティ、レア、ニュー、フレッシュ。四拍子揃ってる」と述べて「今まで聴いたことのないサウンドだ」と胸を張っている。

本編でゴランソンが一番難しかったと語っているのは、アドニスの砂漠でのトレーニングシーンとなる。「始まりはクラシック音楽。それからオーケストラ演奏のヒップホップに変わっていくんです」。マイクも「究極のトレーニングサウンド。最後まで戦い抜きたくなるような音楽にしたかった」と、“何度でも立ち上がる”というシリーズの精神が音楽面でも表現されていることを語った。

さらに『クリード 炎の宿敵』では、前作に続いてアドニスの恋人ビアンカの歌唱が印象的に登場する。ルドウィグが「ビアンカの曲はふてぶてしくパワフルにしたかった」と述べれば、ビアンカ役のテッサ・トンプソンは「彼女のスタイルを進化させたかった。新しい変化を遂げつつあるんです」との想いを明かした。マイクとゴランソンは、テッサの歌唱について「トーンが好き。最高ですよ」、「映画の最初のカットがビアンカの歌だった。艶のある最高の音楽ビデオで、まさにスーパースターだと思った」と賞賛を贈っている。最後にマイクは「みんなを楽しませる、それ自体が映画のようなサウンドトラックを作りたい」とも締めくくった。

映画『クリード 炎の宿敵』は2019年1月11日(金)より全国ロードショー。

『クリード 炎の宿敵』公式サイト:http://www.creedmovie.jp

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THE RIVER編集部THE RIVER

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