『バイオハザード』が再リブート映画化 ─ 初代ゲームに忠実なホラー原点回帰へ

『バイオハザード』映画シリーズが新たにリブートされるようだ。米The Hollywood Reporterが伝えた。
主にミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写シリーズ6作が知られる。2021年にも映画『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』としてリブートが試みられた。今度のリブート版では、1996年の原作ゲーム初代版に忠実な、ホラーの作風への原点回帰になるという。
製作はこれまでの映画シリーズを手がけたコンスタンティン・フィルム。共同脚本は『ジョン・ウィック:コンセクエンス』や『アーミー・オブ・ザ・デッド』のシェイ・ハッテンが就任している。
注目は、監督と脚本のザック・クレッガー。1981年生まれのクレッガーはコメディアン出身で、2022年にホラー映画『バーバリアン』を手掛けるとスマッシュヒット。日本での公開は見送られていたが、Airbnbで予約した宿泊先を舞台としたこのホラー映画は「近年で最も恐ろしい映画体験」との評判作となった。
転身監督として一躍注目株となったクレッガー目下の次作は『Weapons(原題)』で、ワーナー・ブラザースが配給を手がける。同作も既に高評価の期待作となっており、ワーナーはこの才能を自社に引き留めておきたいようだ。
現在はワーナーのほか、Netflixを含む4スタジオが『バイオハザード』リブート企画の入札合戦を繰り広げている。Netflixといえば2022年に実写ドラマシリーズ版を手がけたが、評判振るわず1シーズン限りで打ち切り終了となっていた。
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