マコーレー・カルキン、『ホーム・アローン』邸宅を購入しようと考えた ─ アトラクション化のアイデアも

人気コメディ映画『ホーム・アローン』シリーズに主演したマコーレー・カルキンが、マカリスター家の外観に使用された家を実際に購入し、テーマパーク化することを考えていたと明かした。米The New York Timesが報じている。
1990年に公開された『ホーム・アローン』は、自宅に取り残された少年ケビン・マカリスターが、間抜けな泥棒2人組を相手にあの手この手で撃退作戦を繰り広げるコメディ映画。マカリスター家として外観が使用された邸宅はイリノイ州ウィネトカに実在し、2024年5月に525万ドルで売りに出されて話題となった。
『ホーム・アローン』の上映イベントに登場したカルキンは、観客に「冗談で家を買おうかと思った」と明かし、このアイコニックな屋敷を、映画にちなんだアトラクションを備えた“映画ファン・ハウス”に変えるという計画を考えたことを語った。たとえば、訪問者がソリで階段を滑り降りたり、泥棒コンビを撃退した罠を(常識的な範囲で)体験できたり……。
もっとも、カルキンは「子どもがいるし、忙しいから」という理由でこのアイデアを断念。かつては『ホーム・アローン』での人気を「一種の呪いでもあり恩恵でもあった」というカルキンだが、婚約者ブレンダ・ソングとの間に子どもが2人生まれたことで、「今では別の目線で観られるようになりました」と言う。「子どもたちと一緒に観るんですよ。彼らは隣に座っているのが誰かを知らないんです」。
ちなみに、売却されたマカリスター家のロケ地はわずか1週間で買い手がついたとのこと。現地では、1年間に数千人の観光客が訪れる観光名所として知られるという。“映画ファン・ハウス”が実現しなかったことは残念だが、『ホーム・アローン』はこれからも世代を超えて愛され続けるはずだ。
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Source: The New York Times