ベネディクト・カンバーバッチ&ジェームズ・マカヴォイ、大作スペクタクル映画で共演へ ─ JAY-Z製作、怒涛のオールスターキャスト

ドクター・ストレンジ役などで知られるベネディクト・カンバーバッチと、『X-MEN』シリーズや『ミスター・ガラス』(2019)などのジェームズ・マカヴォイが、聖書の時代を描く大作スペクタクル映画『The Book of Clarence(原題)』に出演することがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
本作はかつてのハリウッドにあった大作映画にインスパイアされた、聖書の時代を舞台とする物語。エルサレムに暮らす不運な男・クラレンスは、台頭する著名人たちやイエス・キリストの影響力を自らの利益に役立てるべく、見当違いの挑戦に打って出る。彼の物語は、自身の信仰心を問い直し、思わぬ方向に転がっていくことに……。監督・脚本・音楽・製作は『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』(2021)のジェイムズ・サミュエルが務める。
主演は『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(2021)「アトランタ」(2016-2022)のラキース・スタンフィールド。また、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)「Lupin/ルパン」(2020-)のオマール・シーが出演していることは以前から明らかになっていた。

カンバーバッチ&マカヴォイのほか、新たに出演が判明したのは、監督の前作『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール』に続いての登板となるRJ・サイラー、「タイタンズ」(2018-)のアナ・ディオプ、『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)のデヴィッド・オイェロウォ、『グレイマン』(2022)のアルフレ・ウッダード、『秘密と嘘』(1996)のマリアンヌ・ジャン=バプティスト。
そのほか「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)ルーカス役のケイレブ・マクラフリン、『星の王子 ニューヨークへ行く2』(2021)のテヤナ・テイラー、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)のバブス・オルサンモクン、「FOR LIFE」(2020)のニコラス・ピノック、サム・メンデス最新作『エンパイア・オブ・ライト』(日本公開は2023年2月23日)で主役のひとりを演じたマイケル・ウォード、『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール』のチェイス・ディロン、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(2022-)エイゴン・ターガリエン役のトム・グリン=カーニー、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)エボニー・マウ役のトム・ヴォーン=ローラーらが出演する。
レジェンダリー・ピクチャーズのもと、本作は2022年12月よりイタリアで撮影が開始された。プロデューサー陣にはジェイムズ・サミュエル監督をはじめ、ウィル・スミスの創作的パートナーであるジェームズ・ラシター、元Netflixのテンド・ナジェンダ、JAY-Zことショーン・カーターが参加。製作総指揮は『マトリックス レザレクションズ』(2019)のギャレット・グラントが担う。配給はソニー・ピクチャーズで、劇場公開を予定しているとのことだ。
撮影監督は『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)やアレックス・ガーランド監督作品のロブ・ハーディ、美術は『マトリックス レザレクションズ』のピーター・ウォルポール、編集は『ジョジョ・ラビット』(2019)のトム・イーグルス、衣裳デザインは『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール』のアントワネット・メッサム。VFXスーパーバイザーには『アバター』(2009)のアダム・アズミー、特殊効果スーパーバイザーには『ブレードランナー 2049』(2017)のステファノ・コリドーリが名を連ねた。
▼ジェームズ・マカヴォイ の記事
知る人ぞ知るTVシリーズ版『デューン 砂の惑星 I&II』廉価版リリース ─ ジェームズ・マカヴォイら出演、映画で描けていない先まで映像化 入手困難となっていた作品 ホアキン・フェニックス、シャマラン監督『スプリット』を撮影直前に降板していた ─ ピンチヒッター、ジェームズ・マカヴォイ なんという…… 人コワ系ホラー『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』レビュー 「どこかおかしい」親切な男をジェームズ・マカヴォイが怪演 人ごととは思えない? ジェームズ・マカヴォイ主演『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』12月13日、日本公開決定 ─ 北欧最狂ヒューマン・ホラー『胸騒ぎ』リメイク この冬一番ゾっとする ジェームズ・マカヴォイ、『X-MEN』プロフェッサーXは「別の誰かが演じると思う」 ─ 再演には懐疑的 寂しいですが
Source: The Hollywood Reporter