ベン・アフレック監督最新作、マット・デイモンが主演・共同脚本に決定 ─ ナイキ重役の物語、スクリーンでも再共演

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)『最後の決闘裁判』(2021)で仕事を共にした俳優、マット・デイモン&ベン・アフレックがタッグを再び組むことがわかった。デイモンが主演・脚本・製作、アフレックが監督・脚本・製作・出演を担当。アフレックがデイモンを監督するのは今回が初だ。
米The Hollywood Reporterによると、ふたりによるタイトル未定の新作映画の題材となるのは、世界的有名なスポーツブランド「ナイキ/NIKE」。その元幹部、ソニー・ヴァッカロの実話に基づく物語だ。デイモンがソニー・ヴァッカロを演じ、アフレックがナイキの共同創設者、フィル・ナイトに扮する。
1980年代半ばにナイキは、プロバスケットボールプレイヤーでスーパースターのマイケル・ジョーダンと契約を結ぶという、当時は不可能と思われた提携を実現させた。その契約を成功させたキーパーソンが、ヴァッカロだったのだ。その内幕を描く本作では、ヴァッカロがナイキとジョーダンの契約を結ぶため、彼の両親をはじめ、元コーチ、アドバイザー、友人たちに会いに行く姿に焦点が当てられる。なお、ジョーダンが本編で姿を現すことはないという。
脚本は、アレックス・コンバリー による『エアジョーダン』というタイトルのオリジナル脚本を基に、アフレックとデイモンがリライトする。製作にはふたりのほか、ドキュメンタリー「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」(2020)などのピーター・グーバー、『ナイン・デイズ』(2020)などのジェイソン・マイケル・バーマンが名を連ねている。製作スタジオは、Amazon StudiosとSkydance Sportsだ。
Source: The Hollywood Reporter , Deadline