Menu
(0)

Search

『007』ダニエル・クレイグがノリノリでコント出演、名作映画24作パロディ連発 ─ ご本人登場サプライズも

https://youtu.be/IZocjionvWM

ダニエル・クレイグが最後のジェームズ・ボンド役を演じた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を鑑賞して、クレイグのカッコいい姿に痺れたファンも多いだろう。そんなクレイグ、米トーク番組「レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン」のコント企画に登場、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』での演技とは真逆のおどけた姿でファンを楽しませている。

クレイグが番組ホストのジェームズ・コーデンと共に挑んだコントでは、名作映画24作のパロディをワンテイクで演じきるというもの。チープな衣装と合成と共に、あらゆる作品をクレイグがノリノリで再現している。

冒頭の『ジュラシック・パーク』に始まり、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、『キングコング』、『スピード』、『ワイルド・スピード』、『グリース』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『風と共に去りぬ』、『パルプ・フィクション』、『エクソシスト』、『ゴッド・ファーザー』、『グラディエーター』、『アベンジャーズ』、『ジョーズ』、『タイタニック』、『アバター』、『E.T.』、『テルマ&ルイーズ』、『スター・ウォーズ』、『バットマン』(ダークナイト ライジング)、『ハリー・ポッター』、『ロード・オブ・ザ・リング』、『ダーティ・ダンシング』を、10分かけてノンストップで再現。さらに『007』から『カジノ・ロワイヤル』、『スカイフォール』、『スペクター』、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』も再演(?)している。

ダニエル・クレイグとジェームズ・コーデンという一流キャストによる、ユーモアとチープさあふれる再現コントは爆笑必至。『ワイルド・スピード』では、パラシュートのついたスポーツカーに乗って、スキンヘッドのズラを被り、ただただ「ファミリー」「ファミリー」「ファミリーとクルマ」とつぶやくだけ。『グリース』では劇中曲「Greased Lightning」をフリ付きで熱唱している。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、クレイグがマーティ、コーデンがドクに扮していたところ、なんと本物のドク役クリストファー・ロイドが乱入して「真面目にやれ!」と喝を入れるというサプライズも。ドクとボンド、夢の共演だ。『テルマ&ルイーズ』の再現でも、テルマ役ジーナ・デイヴィスが“本人登場”のサプライズを果たしている。

『アベンジャーズ』では、『インフィニティ・ウォー』での名場面を再演。クレイグがソーとなってサノスにストームブレイカーを叩き込んでいる。ストームブレイカーの向きが逆になっているのはご愛嬌。

『スター・ウォーズ』では、『エピソード5/帝国の逆襲』の「私がお前の父親だ」のシーン、『ハリー・ポッター』では、『賢者の石』組み分け帽子の「スリザリンは嫌だ……」のシーンと、ファンお気に入りの名場面を再現している。

さらに『007』シリーズでは、おなじみのオープニング映像から、『カジノ・ロワイヤル』、『スカイフォール』、『スペクター』、そして最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』をまさかのセルフパロディ(『慰めの報酬』はないようだ)。「私の名前はボンド、ジェームズ・ボンド」と言ってコーデンをぶん殴るだけという茶番を楽しそうに演じている。すべてを演じ終え、やりきった感あるクレイグの乱れたスーツ姿は必見だ。

Writer

アバター画像
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。