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「LOST」ダニエル・デイ・キム&『アントマン&ワスプ』ランドール・パーク、アジア系アメリカ人を主人公にした強盗映画で共演

ダニエル・デイ・キム&ランドール・パーク
Photo by Lia Chang https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Randall_Park_in_NY_on_February_4,_2015_Photo_by_Lia_Chang.jpg | Rhododendrites https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Daniel_Dae_Kim_Hellboy_panel.jpg | Remixed by THE RIVER

「LOST」(2004-2010)「HAWAII FIVE-0」(2010-2020)などのダニエル・デイ・キム『アントマン&ワスプ』(2018)のFBI捜査官ジミー・ウー役で知られるランドール・パークが、アジア系アメリカ人を主人公にした強盗映画にて主演・製作を務めることがわかった。脚本は「ビリオンズ」(2016-)のキム・ヨンイル。米Deadlineが報じている。

タイトル未定の本作は物語こそ明かされていないが、古典的で爽快な強盗映画になるとのことだ。また、実際に友人同士であるという、主演の二人が構築した物語が基になっているとのことで、ダニエル・デイ・キム本人は『フル・モンティ』(1997)『オーシャンズ11』(2001)、そしてジャスティン・リン監督『Better Luck Tomorrow(原題)』(2001)などの犯罪・強盗映画を彷彿とさせる作品だと明かした。「地域や友情について描く物語で、誰にでも楽しめるようなジャンルの作品になるでしょう」と意気込みも語っている。

以前ならハリウッド映画で主演をアジア系俳優が演じることは決して多くは無かったが、近年はそうした作品が次々と製作されており、いずれも絶大な人気を獲得している。全編がパソコン画面の中だけで展開する『search/サーチ』(2018)、大学教授と不動産王の御曹司の結婚を巡る『クレイジー・リッチ!』(2018)辺りが記憶に新しいだろう。また、本作はハリウッド映画ではないが、ポン・ジュノ監督が手掛けた『パラサイト 半地下の家族』(2019)は、アカデミー賞でアジア映画として初の作品賞を獲得するという快挙を成し遂げている。

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本作の権利をめぐっては熾烈な入札争いが繰り広げられていたが、最終的にAmazon Studiosが獲得した。ハリウッド業界に新しい波が押し寄せている状況について、ダニエル・デイ・キムも喜びの声を挙げている。「アジア系アメリカ人が出演する映画を観たいという欲求が存在します。それは前途有望な時代であることを表していると思いますね」

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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