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シュワちゃん&ティム・ロビンスの息子が共演『ダニエル』公開決定 ─ 耽美のブロマンス、狂乱のクライマックスへ

ダニエル
©2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.

ティム・ロビンス&スーザン・サランドン夫婦とアーノルド・シュワルツェネッガー、ハリウッドスターの“二世俳優”たちがスクリーンで激突。耽美と狂乱のスリラー映画『Daniel Isn’t Real(原題)』が、邦題『ダニエル』として2021年2月5日(金)より日本公開される。

内気で繊細な青年ルークには、かつて自分にしか見えない“空想上の親友(イマジナリー・フレンド)”のダニエルがいた。幼少期のある事件をきっかけに、ルークはダニエルの存在を封印したが、時が経ち、孤独と不安に苛まれたことからダニエルを呼び起こす。カリスマ性あふれる美青年として現れたダニエルの助言によってルークの生活は一変。すべてが順調に進み、やがてダニエルを必要としなくなっていく。しかしダニエルはそれを許さず、次第にルークの精神を支配しようと動き出す。ダニエルの目的は、そしてその正体は……。

ルーク役は、『ショーシャンクの空に』(1994)のティム・ロビンスと『デッドマン・ウォーキング』(1995)のスーザン・サランドンを両親に持つサラブレッド俳優マイルズ・ロビンス。ダニエルに翻弄されて自己を喪失していく難しい役柄を演じ、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で男優賞を受賞した。ダニエル役には、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子であるパトリック・シュワルツェネッガー。爽やかで愛嬌たっぷりのイメージを一変させ、妖艶な“空想上の親友”役を演じて、美しさの中に狂気をにじませる新境地を見せた。

異色のブロマンスから狂乱のクライマックスへ。注目の二世俳優同士の共演、予想を裏切る展開で世界を驚かせた異色作をプロデュースしたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの主演で知られるイライジャ・ウッド。2010年に制作会社を設立し、個性的な作品を精力的に手がけている。監督・脚本を務めたのは、次世代のスリラー/ホラーの担い手として期待されるアダム・エジプト・モーティマー。米Rotten Tomatoesでは91%の高評価を記録(2019年7月9日時点)、世界が熱狂した“イマジナリー×スリラー”が、いよいよ日本にやってくる。

映画『ダニエル』は2021年2月5日(金)全国公開。

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。