「デアデビル」ドラマ版のディズニープラス移籍、チャーリー・コックスが「ボーン・アゲインだ」と反応

ドラマ「Marvel デアデビル」(2015-2018)をはじめとするマーベル原作のNetflixシリーズ6作品が、米国のディズニープラスにて2022年3月16日より配信開始となることが正式に発表された。「デアデビル」などは2月末をもってNetflixでの配信を終了しており、新たな配信先に注目が集まっていた。
このたびデアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスは、Netflixからディズニープラスへの移籍について、米Comicbook.comにて率直な感想を語っている。
「(移籍の)ニュースを知った時、シリーズの関係者にメールしましたよ。“ボーン・アゲインだ”って。」
“ボーン・アゲイン(Born Again)”とは「生まれ変わる」「生まれ直す」という意味であり、ディズニープラスという新たなホームを見つけた「デアデビル」を指すにふさわしい言葉だ。もっと言えば、これはコミックの名作エピソード『デアデビル:ボーン・アゲイン』のタイトルを踏まえたもの。チャーリーなりのしゃれが効いた祝福のコメントである。
ちなみに移籍の発表を受けては、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォール、キングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオ、マーシ・スタール役のエイミー・ルトバーグらもSNSでコメントを発した。
Yay!!! https://t.co/JOetPOjAdN
— Deborah Ann Woll (@DeborahAnnWoll) March 1, 2022
— Vincent D’Onofrio (@vincentdonofrio) March 1, 2022
Heard any cool news lately? #Daredevil #SaveDaredevil pic.twitter.com/3potd9CXeJ
— Amy Rutberg (@AmyRutberg) March 2, 2022
さて、満を持してディズニープラスへの移籍が成立した以上、再び「デアデビル」がディズニー/マーベル・スタジオ傘下で動き出す可能性も高まってきた。ただし、米国のディズニープラスは(日本を含む諸外国とは異なり)大人向け作品を基本的には扱わない。すなわちシリーズが再起動するにせよ、Netflix時代とまったく同じ表現は難しくなりそうだ。もっとも、チャーリーは「(PG指定でも)マーベルならやり遂げそう」と期待を寄せている。
「僕は彼らの仕事の大ファンだし、彼らを見くびるようなことはしません。もしPG指定の『デアデビル』を作るなら、彼らの作品とうまく合わせるためのお手伝いをするつもりです。たとえば血が出るとか、そういう表現が少なくなるのかもしれませんね。うまくいくだろうと思いますが、ただし『デアデビル』の場合、『スパイダーマン』のようなPG指定のやり方では決して成功しない。キャラクターの年齢、キリスト教的な罪、マットと女性たちの歴史など、もう少しだけ大人な内容だし、そうでなければいけないんです。」
なお、3月16日より米国のディズニープラスで配信が始まるのは、「デアデビル」のほか「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」(2015-2019)「Marvel ルーク・ケイジ」(2016-2018)「Marvel アイアン・フィスト」(2017-2018)「Marvel パニッシャー」(2017-2019)、そして「Marvel ザ・ディフェンダーズ」(2017)。日本での配信開始日は告知されていないが、ディズニー側は「その他すべての地域でも2022年内に視聴可能になる」と発表済み。国内での続報を待とう。
Sources: Comicbook.com, D23