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『ザ・マミー』ダーク・ユニバース、水面下で再始動か ― 一時凍結状態も、ユニバーサル社内に気になる動き

ダーク・ユニバース
(C)Universal Pictures

トム・クルーズ主演映画『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』(2017)でスタートした、ユニバーサル・ピクチャーズによる「ダーク・ユニバース」構想は、第2作の製作を待たずして一時凍結状態に陥った。『フランケンシュタインの花嫁(仮題)』の公開は無期延期となり、ジョニー・デップ主演と告知されていた『透明人間(仮題)』からは脚本家が降板。ユニバースを指揮する予定だったアレックス・カーツマン&クリス・モーガンもすでに離脱しているという。

ところがユニバーサルは、往年のモンスター映画を現代のクリエイターで甦らせるというコンセプトを諦めてはいなかったようだ。2018年5月10日(現地時間)、アーティストのロバート・ヴァーガス氏はユニバーサルの幹部と「ダーク・ユニバース」についてのミーティングを行ったことをInstagramにて明かしている。

この投稿でロバート氏は、映画プロデューサーのホーリー・ゴライン氏をはじめとする「ダーク・ユニバース・チーム」と面会したこと、「ユニバーサル・ピクチャーズの名作に貢献できるのが楽しみ」であること、そして「モンスターの作業をしている」ことを明かしている。すなわちダーク・ユニバースは水面下で再始動が図られており、そこにロバート氏がなんらかの形で携わる可能性が高いというわけだ。

2017年11月、ユニバーサルが整備したダーク・ユニバースのオフィスはほとんど“もぬけの殻”だと伝えられていた。しかしそれから約半年が経過して、次なる一手のために策が練られているとみていいだろう。ちなみに『透明人間』から降板した脚本家のエド・ソロモン氏は、2018年1月時点で、ユニバーサルが「(ダーク・ユニバースを)再設計している」と語っている『フランケンシュタインの花嫁』を手がける予定だった、『美女と野獣』(2017)のビル・コンドン監督は現在もプロジェクトに残っているのだろうか?

ともかく、ダーク・ユニバースに関する新たな情報がいずれ届けられるに違いない。今はその時をじっと待つことにしよう……。

Source: ComicBook.com
(C)Universal Pictures

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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