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ダーク・ユニバース第二弾『フランケンシュタインの花嫁』が無期延期 ─ 花嫁役に『ワンダーウーマン』ガル・ガドット希望か

米ユニバーサル・ピクチャースが製作する映画シリーズ、ダーク・ユニバースの第二弾として計画されていた映画『フランケンシュタインの花嫁(仮題)』の製作が無期延期になったと伝えられた。

ダーク・ユニバースは、2017年公開のトム・クルーズ主演映画『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』を皮切りに、世界観を共有させながら往年の有名モンスター映画を続々公開させる計画。『フランケンシュタインの花嫁』の他には『大アマゾンの半魚人』『透明人間』「ヴァン・ヘルシング』『狼男』『フランケンシュタイン』『魔人ドラキュラ』『オペラ座の怪人』『ノートルダムのせむし男』(いずれも仮題、公開年未定)の製作が予定されている。

『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』に続くシリーズ第二弾『フランケンシュタインの花嫁』は、2019年2月14日(木)の全米公開予定に向けて、ロンドンにて2018年2月1日より撮影開始予定としていた。Deadlineが伝えるところによると、脚本の執筆期間を延長させるに伴って後のスケジュールが全て先送りになった模様だ。なお本作で脚本の筆を執るのは、『ミッション:インポッシブル』(1996)や『ジュラシック・パーク』(1993)、『スパイダーマン』(2002)などの仕事で知られるデヴィッド・コープで、監督は『美女と野獣』(2017)のビル・コンドン。報道によれば、脚本をより良いものに仕上げるための判断だとして、スタジオから得た以下のコメントが掲載されている。

「協議の結果、ユニバーサル・ピクチャーズとビル・コンドン監督は、『フランケンシュタインの花嫁』を延期する決断に至りました。この大切な作品にはより時間が必要であるとわかった以上、我々はリリース日に無理に合わせるために事を急ぎたくはありません。ビルは、多大な才能がこれまで何度も証明されている監督であり、我々は引き続き本作の製作を共にすることを楽しみにしてまいります。」

『ワンダーウーマン』ガル・ガドットが花嫁候補か

本作のフランケンシュタイン役には、『ノーカントリー』(2007)や『007 スカイフォール』(2012)、『パイレーツ・オブ・カビリアン 最後の海賊』(2017)など、不気味な男を演じさせたら右に出るものはいないハビエル・バルデムが演じる。一方、ヒロイン役にはアンジェリーナ・ジョリーが噂されているが、ディズニー映画『マレフィセント』の続編が2018年前半に開始されると見られるため、定かではない。

そこでにわかに浮上した「花嫁候補」は、『ワンダーウーマン』で一世を風靡したガル・ガドットだ。The Wrapが得た情報によれば、制作側はアンジェリーナ・ジョリーからの返答を待つ傍らで、ガル・ガドットへのオファーを検討しているというが、あくまでも交渉段階前であると伝えられている。

ダーク・ユニバースでは、『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』でヘンリー・ジキル博士を演じたラッセル・クロウが作品をつなぐ役割を担い、透明人間をジョニー・デップが、フランケンシュタインをハビエル・バルデムが演じることが正式発表されている。The Wrapによると関係者はダーク・ユニバースについて、ホラー映画ではなく全年齢対象のアクション映画、アトラクション映画として取り組んでいると紹介しており、その様相について「『ワイルド・スピード』と『アベンジャーズ』が合体してスーパー・モンスターを入れたみたいなもの」と表現している。

映画『フランケンシュタインの花嫁』全米公開予定日および撮影開始予定日については、この度の報道によって未定に戻った。

Source:https://deadline.com/2017/10/bride-of-frankenstein-postponed-bill-condon-javier-bardem-angelina-jolie-1202182510/
http://variety.com/2017/film/news/bride-of-frankenstein-reboot-release-pulled-1202581652/
https://www.thewrap.com/bride-frankenstein-gal-gadot-bill-condon-angelina-jolie/

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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