「ウォーキング・デッド」ダリルはもうクロスボウを使わないの? ─ 「ダリル・ディクソン」に登場しない理由をノーマン・リーダスが明かす

「ウォーキング・デッド」(2010-2022)のダリルといえば、バイク、黒ベスト、そしてクロスボウがトレードマークだ。特にクロスボウはダリルを象徴する武器として知られ、演じるノーマン・リーダスも“マリアン”と名づけるほど気に入っている。しかし、フランスが舞台のスピンオフ「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」ではクロスボウが登場せず、ダリルは代わりにモーニングスター(朝星棒)を武器としている。これは一体なぜだろうか?

スピンオフでダリルの武器をモーニングスターに決めた経緯について、米The Mary Sueから質問されたリーダス。「ただ気に入ったんです」と答えた後、クロスボウより軽いという利点があることも明かした。「あのクロスボウの重さは45ポンド(約20キロ)もある」上、走っていると背骨に食い込むことがあり、時々「厄介」になるのだそう。
もっとも、本家「ウォーキング・デッド」のシーズン10以降でも、ダリルはたびたびモーニングスターを使用していた。ゆえにスピンオフ「ダリル・ディクソン」の第1話で、修道院の武器庫に案内されたダリルがモーニングスターを見たとき、「おお、これは知ってる」と考えたのだろう、とリーダスは自身の見解を述べている。
またショーランナーのデヴィッド・ザベルによれば、ダリルの武器の変更は「(クリエイティブな面で)理にかなっていた」とのこと。「彼はフランスにバイクを持って行かないし、向こうで手に入ることはない。だから、クロスボウを手に入れることもないでしょう」と説明。ダリルが慣れ親しんだアイテムをなくすことは、彼の物語を再スタートするスピンオフにふさわしいと感じたようだ。「彼の武器をなくす。コンフォートゾーン(居心地の良い場所)を奪うのです」。
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Source:The Mary Sue