『ハリー・ポッター』撮影事故で下半身不随になったスタントマンのドキュメンタリー、ダニエル・ラドクリフが製作総指揮として参加

映画『ハリー・ポッター』シリーズの主演ダニエル・ラドクリフが、自身のスタントダブルを務めた男性のドキュメンタリー映画『デビッド・ホームズ:ザ・ボーイ・フー・ライブ(原題:David Holmes: The Boy Who Lived)』で製作総指揮を務めることがわかった。
本作は、第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)から(2010)第7作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』までラドクリフのスタントダブルを務めたデビッド・ホームズの半生を描いたドキュメンタリー。ホームズは『死の秘宝 PART1』撮影現場で事故に遭い、下半身不随となる悲劇に見舞われた。
本作のあらすじは、以下の通りだ。
「イギリス・エセックス出身の10代の天才体操選手だったスタントマン、デビッド・ホームズの青春物語。ダニエル・ラドクリフがまだ11歳の時に、彼は『ハリー・ポッター』第1作のスタントダブルに抜擢される。その後10年間、ふたりは切っても切れない絆で結ばれるが、最終作の撮影現場で悲劇的な事故が起こり、デビッドは衰弱性の脊椎損傷で半身不随となり、彼の世界は一変する。ダニエルや親しいスタント仲間たちは、デビッドとその家族を支えようと結集するが、デビッドの並外れた回復の精神こそが、最大の力とインスピレーションの源となるのだった。」
米HBOによると、本作には過去10年間に撮影されたプライベート映像、ホームズのスタントワークの舞台裏、現在の生活の様子、そしてデビッド、ラドクリフ、友人、家族、元スタッフへのインタビューが収録。逆境を生き抜くこと、成長すること、不確かな世界でアイデンティティを確立すること、そして我々を結びつけ元気づける絆といった、普遍的なテーマも映し出す作品だという。
監督は、『Lad: A Yorkshire Story(原題)』のダン・ハートレイ。製作総指揮にはラドクリフのほか、ホームズ、ハートレイ、スー・ラティマー、サラ・スパホヴィッチらが名を連ねる。
『デビッド・ホームズ:ザ・ボーイ・フー・ライブ(原題)』は、2023年11月15日より米HBOで放送開始。
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Source:HBO