『マーベルズ』上映時間は1時間45分、MCU史上最短映画に

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『マーベルズ』の上映時間が判明した。米国最大の映画館チェーンAMC TheatresのWebサイトで、『マーベルズ』の上映時間は「1時間45分」と明記されている。
この上映時間は、『インクレディブル・ハルク』(2008)と『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)の上映時間1時間52分よりも短く、『マーベルズ』はMCU史上で最短映画に。また、2時間4分だった前作『キャプテン・マーベル』より19分短いことになる。
『マーベルズ』は、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースとモニカ・ランボー、カマラ・カーン/ミズ・マーベルの3人の女性ヒーローが力を結集させて新たな敵に立ち向かう物語。
キャプテン・マーベル役でブリー・ラーソン、モニカ・ランボー役でテヨナ・パリス、ミズ・マーベル役でイマン・ベラーニ、ニック・フューリー役でサミュエル・L・ジャクソンが続投。3人が立ち向かう新たな敵で謎多きダー=ベン役を「フレッシュ・ミート」(2011-2016)などで知られるゾウイ・アシュトンが演じるほか、「梨泰院クラス」(2020)のパク・ソジュンも出演する。
監督は、『ヘヴィ・ドライヴ』(2018)やリブート版『キャンディマン』(2021)でメガホンを取ったニア・ダコスタが務めた。
なお、『マーベルズ』は2023年11月10日の米オープニング週末興行収入が7,500万~8,000万ドルになる見込みとされている。前作の米国初動興収が1億5,343万ドルだったため、およそ半分の数字に。その要因の一つとして、現在進行中の全米映画俳優組合によるストライキにより、キャストの宣伝活動が不可能な状態にあることが挙げられている。
『マーベルズ』 は2023年11月10日(金)日米同時公開。
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Source:AMC Theatres