『デッドプール&ウルヴァリン』過去キャラの復活には「必然」の理由がある ─ 「物語がキャラクターを決めた」とショーン・レヴィ監督

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流する『デッドプール』シリーズ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』では、『X-MEN』シリーズに登場したキャラクターたちの再登場が期待されている。初映像の公開時には、『X-MEN2』(2003)に登場したパイロ役のアーロン・スタンフォードが映り込んでいることが話題となった。
劇中で懐かしのキャラクターたちが多く見られることは、ドーピンダー役として続投するカラン・ソーニも示唆していたことだ。果たして彼らは単なるカメオ登場にとどまるのか、それとも物語に深く関わっていくことになるのか。
物語の開発段階から企画に関わったショーン・レヴィ監督は、復活させるキャラクターたちについて、「ウィッシュリスト(を作ること)から始めたわけではありません」と米Entertainment Weeklyで語っている。いわく、「デッドプールとウルヴァリンの物語を考え始めたその日から、物語が(登場する)キャラクターを決めていった」とのことで、再登場させたいキャラクターをあからじめ選定していたわけではないようだ。
その上でレヴィ監督は、パイロが再登場することについて「必然の結果です」と断言。サプライズ要員としてではなく、復帰に至る理由が存在していることを強調した。
予告編ではパイロのほかにも、『X-MEN』シリーズに登場したレディ・デスストライクやアザゼルと思われるキャラクターが映り込んでいる。レヴィ監督は「この映画で見ることになる他のキャラクターにも同じことが言えるでしょうね」と語り、各キャラクターの復活には意味が込められていることを予告した。
ただし、それでも製作陣がキャラクターの再登場をサプライズとして扱っていることには変わらない。撮影期間中には復活キャラのリーク写真がSNSで出回っていたが、この事態に主演・製作のライアン・レイノルズがリーク写真の拡散を止めるよう呼びかけていた。
映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月26日(金)日米同時公開。
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Source:Entertainment Weekly

























