DCEU版『バットガール』どうなる?『ワンダーウーマン』とは違った魅力の女性ヒーロー、ウワサから内容を予想
映画『ジャスティス・リーグ』の予告編も公開され、熱くなるDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)。ワンダーウーマン、フラッシュ、グリーンランタン、アクアマン、シャザムと沢山のヒーローがスクリーンで活躍することが約束されています。その中にはバットマンの関係者にあたるヒーローの映画化の噂もあり、バットマンの初代サイドキックのロビンであり、彼の義理の息子的存在でもあるディック・グレイソンの『ナイトウィング』が映画化される噂があります。そこへ新たに加わるのがバットファミリーで最も有名な女性ヒーローの『バットガール』です。
映画『バットガール』の脚本と監督と制作を手がけると噂されているのは『アベンジャーズ』等を監督したジョス・ウェドンです。脚本では『トイ・ストーリー』も担当したことで実績と評価が盤石。ワーナー・ブラザーズのプレジデント兼CCOのトビー・エメリックは過去数ヶ月に渡りってDCコミックスのプレジデントであるジェフ・ジョーンズとDCEUプロデューサーのジョン・バーグにジョス・ウェドンを交えて会議したとのことです。

映画版『バットガール』予想
ここで疑問なのが”バットガールの中身は誰か?”です。バットガールになったキャラクターは主に三人。バットファミリーの中でも群を抜く戦闘技術を持つ最強の暗殺者カッサンドラ・ケイン。才気抜群のおっちょこちょいな元気娘のステファニー・ブラウン。そしてゴードンの娘警部の娘にして、ディック・グレイソンとは付かず離れずの関係にある初代バットガールのバーバラ・ゴードン。Entertainmentへのリークによるとバットガールの中身はバーバラ・ゴードンになるとあり、近年のバーバラ・ゴードン/バットガールの人気を鑑みても一番妥当と思われます。
バットガールは2014年に現代チックにコスチュームとストーリーがリデザインされたことで好評を呼んだのが記憶に新しいヒーローです。近年の活躍が目覚ましくナイトウィング、ハーレイ・クイン、ゴッサムアカデミーと並ぶ人気コミックとなっています。頭脳と電子技術に非常に秀でたバーバラ・ゴードンが行うバットガールは2017年公開の『ワンダーウーマン』とはまた違った路線の魅力的な女性ヒーローになると予想されます。
バットガール/バーバラ・ゴードンという名前で最も連想しやすいのはバーバラ・ゴードン最大の転機である『キリング・ジョーク』。しかしDCEUにおいてバーバラ・ゴードンはすでにハッカーヒーローのオラクルとして活動しているのが『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』にて示唆されています。オラクルとはジョーカーに撃たれて下半身不随になったバーバラが名乗ったものです。オラクルという名前が出たということは映画の世界でもすでに『キリング・ジョーク』で起きたものと同じような事件が発生し、ジョーカーによってバーバラは半身不随に追いやられていると思われます。そんなバーバラがバットガールになるということは近年のDCコミックスにおける設定である”半身不随から復活して再度バットガールに戻った”という2011年以降の設定が下敷きになるのかもしれません。
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