DCEU版『バットガール』どうなる?『ワンダーウーマン』とは違った魅力の女性ヒーロー、ウワサから内容を予想

映画『ジャスティス・リーグ』の予告編も公開され、熱くなるDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)。ワンダーウーマン、フラッシュ、グリーンランタン、アクアマン、シャザムと沢山のヒーローがスクリーンで活躍することが約束されています。その中にはバットマンの関係者にあたるヒーローの映画化の噂もあり、バットマンの初代サイドキックのロビンであり、彼の義理の息子的存在でもあるディック・グレイソンの『ナイトウィング』が映画化される噂があります。そこへ新たに加わるのがバットファミリーで最も有名な女性ヒーローの『バットガール』です。

映画『バットガール』の脚本と監督と制作を手がけると噂されているのは『アベンジャーズ』等を監督したジョス・ウェドンです。脚本では『トイ・ストーリー』も担当したことで実績と評価が盤石。ワーナー・ブラザーズのプレジデント兼CCOのトビー・エメリックは過去数ヶ月に渡りってDCコミックスのプレジデントであるジェフ・ジョーンズとDCEUプロデューサーのジョン・バーグにジョス・ウェドンを交えて会議したとのことです。

https://www.comixology.com/Batgirl-2011-2016-50/digital-comic/330539?ref=c2l0ZS9saXN0L2Rlc2t0b3AvZ3JpZExpc3QvSXNzdWVz

映画版『バットガール』予想

ここで疑問なのが”バットガールの中身は誰か?”です。バットガールになったキャラクターは主に三人。バットファミリーの中でも群を抜く戦闘技術を持つ最強の暗殺者カッサンドラ・ケイン。才気抜群のおっちょこちょいな元気娘のステファニー・ブラウン。そしてゴードンの娘警部の娘にして、ディック・グレイソンとは付かず離れずの関係にある初代バットガールのバーバラ・ゴードン。Entertainmentへのリークによるとバットガールの中身はバーバラ・ゴードンになるとあり、近年のバーバラ・ゴードン/バットガールの人気を鑑みても一番妥当と思われます。

バットガールは2014年に現代チックにコスチュームとストーリーがリデザインされたことで好評を呼んだのが記憶に新しいヒーローです。近年の活躍が目覚ましくナイトウィング、ハーレイ・クイン、ゴッサムアカデミーと並ぶ人気コミックとなっています。頭脳と電子技術に非常に秀でたバーバラ・ゴードンが行うバットガールは2017年公開の『ワンダーウーマン』とはまた違った路線の魅力的な女性ヒーローになると予想されます。

https://www.comixology.com/Batgirl-2011-2016-Vol-1-The-Darkest-Reflection/digital-comic/48550?ref=c2VhcmNoL2luZGV4L2Rlc2t0b3Avc2xpZGVyTGlzdC90b3BSZXN1bHRzU2xpZGVy

Entertainmentによれば映画『バットガール』の下敷きになるのはハードでゴッサムの暗さを表現した名ライターのゲイル・シモーネが担当した時期のシナリオが参考にされるとリークされています。2014年に路線変更をしたコミカルで女子大生ヒーローという側面を前面に出した『バットガール:バーンサイド』以降のシナリオではないというのは意外かもしれませんが、ゲイル・シモーネも今なお名作を生み出すコミックライターですので順当な採用と言えます。

バットガール/バーバラ・ゴードンという名前で最も連想しやすいのはバーバラ・ゴードン最大の転機である『キリング・ジョーク』。しかしDCEUにおいてバーバラ・ゴードンはすでにハッカーヒーローのオラクルとして活動しているのが『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』にて示唆されています。オラクルとはジョーカーに撃たれて下半身不随になったバーバラが名乗ったものです。オラクルという名前が出たということは映画の世界でもすでに『キリング・ジョーク』で起きたものと同じような事件が発生し、ジョーカーによってバーバラは半身不随に追いやられていると思われます。そんなバーバラがバットガールになるということは近年のDCコミックスにおける設定である”半身不随から復活して再度バットガールに戻った”という2011年以降の設定が下敷きになるのかもしれません。

http://dc.wikia.com/wiki/James_Gordon,_Jr._(New_Earth)

そして気になるのはバットガール/バーバラ・ゴードンのヴィラン。一番ありえるのは彼女の弟にしてジェームズ・ゴードンの息子でもあるジェームズ・ゴードンjrでしょうか。ゴードンjrは厳格な警部ゴードンを父に、優秀なバーバラ・ゴードンを姉に持ち、自身も優れた頭脳を持っています。ですが、そんな恵まれた正義感の強い家庭に育ったゴードンjrは他人に一切の共感や感情を持てない、いわゆるサイコパスです。

クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』でもバットマンに助けられたゴードンの子供として登場しており、純真な少年として描写されました。そのゴードンjrがヴィランになった経緯は翻訳されている『ブラックミラー』にて語られており、底知れない恐ろしさによって読者に強烈な印象を残したキャラクターです。ゴードンjrは本来、ディック・グレイソンが襲名したバットマンのヴィランでしたが、家族であるゴードンjrとゴードン警部やバーバラとの因縁も当然深いものとなっています。

まだ噂止まりの段階ではありますが、バットマンの大きな魅力の一つにバットファミリーというそれぞれが高い人気を持つキャラクターがいるというのもあります。DCEUでもバットマンからファミリーに発展していく過程が見られるかもしれないというのは感慨深いものがありますね。

Source:http://variety.com/2017/film/news/batgirl-movie-joss-whedon-warner-bros-1202018544/
http://ew.com/movies/2017/03/30/joss-whedon-batgirl-movie-barbara-gordon/

バットガール

About the author

ライター、翻訳の小村健人です。アメコミは主にスーパーマン、フラッシュ、アクアマン、ブースターゴールド、ジャスティスリーグ、バットマンとそのファミリー誌を主に追っており、原書の知識もあります。カートゥーン、洋ドラも視聴。アメコミ記事を描くことが多いですが、何分まだ若輩者ですので知識に穴があるようでしたらコメント欄でお知らせいただけると幸いです(できればどのアークに収録されているかも教えていただければさらに幸いです)。

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