『バットガール』、『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督により実写映画化へ─ DC参戦への期待と不安

『アベンジャーズ』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の監督であり、ケビン・ファイギ社長と共にMCUフェーズ2までの舵取り役を務めてきたジョス・ウェドン監督がDC映画『バットガール』の監督・脚本・プロデュースを手がけるようだ。

http://www.imdb.com/name/nm0923736/mediaviewer/rm1325128448

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‘‘明るい’’DC映画への転換

『バットマンVSスーパーマン』、『スーサイド・スクワッド』など近年のDC映画は大ヒットを記録する一方で、内容に関しては常に笑いとユーモアを忘れないマーベルに一歩及ばずといわれている。その改善策としてワーナーは‘‘暗い’’DC映画からの脱却を掲げている。これまで重低音を鳴り響かせ、登場人物が皆しかめっ面をしていたDCの予告編が急にポップな音楽とジョークが飛び交うようになったのもその影響だろう。こうした状態の中入ってきた今回のニュースは‘‘暗い’’DC映画からの脱却を顕著に示したものといえる。

http://www.imdb.com/title/tt2975590/mediaviewer/rm2497506048

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DC映画の未来は本当に‘‘明るい’’のか

以前、ウェドン監督は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』以降のMCU作品の製作から外れた理由の一つとしてマーベルとのクリエイティブ面の相違で衝突があったことを明かしている。しかしベン・アフレック監督の『ザ・バットマン』降板、『スーサイド・スクワッド』の撮影シーン大幅カット、本来シリアスな作風を得意とするザック・スナイダー監督の『ジャスティス・リーグ』の路線変更などDCはマーベル以上にトラブルの噂が絶えない。

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また、マーベル映画の監督を起用し表面的に‘‘暗い’’DC映画からの脱却を図ることが必ずしも良い方向に向かうとは思えない。事実、『LOGAN/ローガン』などシリアスな作風のアメコミ映画もヒットしており、DC映画の問題はもっと別のところにあると感じる。この混乱を招いた元凶といえなくもない『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』だが、筆者個人としては非常に楽しめた。それはベン・アフレック演ずるバットマンの狂気や怒りがシリアスな作風と相まってマーベルにはない良さを感じたからだ。先述の『LOGAN/ローガン』もそうだが、無理な方向転換で慌ててMCUの二番煎じを作るのではなくもっとDCにしか作れないキャラクター本位の映画を見たいものである。「マーベルもいいけどDCもいいよね」と言える未来を願ってやまない。

多くの不安が残るワーナーのDCEU体制だが、コミックに深く精通するオタクの神、ジョス・ウェドンがワンダーウーマンの如く降臨したことでDC映画に新たな道が開かれることに期待したい。

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Source:http://variety.com/2017/film/news/batgirl-movie-joss-whedon-warner-bros-1202018544/
http://variety.com/2016/film/news/joss-whedon-avengers-age-of-ultron-tribeca-1201756155/

Eyecatch Image:http://www.gamezone.com/news/joss-whedon-is-in-talks-to-direct-a-batgirl-movie-3452273

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私の体はサム・ライミ版『スパイダーマン』で出来ている。


 

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