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「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、カレンは「最も強く、最も必死な状態」「マットと同じトラウマ中毒」に

デアデビル:ボーン・アゲイン
© MARVEL 2024.

マーベル・ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2では、いよいよデアデビル/マット・マードックとキングピン/ウィルソン・フィスクの熾烈な戦いが幕を開ける。そのなかで、カレン・ペイジがこれまで以上に力強い存在になりそうだ。演じるデボラ・アン・ウォールが、米ComicBook.comのインタビューで語っている。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のフィナーレでは、フィスクによって自警団が違法化され、戒厳令が敷かれるなど、ニューヨークの街は大きな混乱に陥った。ウォールによると、そうした混乱の渦中にある時こそ、カレンは本領を発揮するのだという。

「彼女はマットと同じぐらい“トラウマ中毒”なんです。物事が安全に感じられると、どうしたらいいかわからなくなるし、それを信じることもできない。逆に、状況が崩壊している時には、少なくとも対処すべき問題が見えて、行動することができる。今シーズンが始まる時点で、彼女は最も強く、最も必死な状態にあります。」

現在に至るまで、カレンには長い物語がある。Netflix版「デアデビル」全3シーズンについて、ウォールは「あらゆる発見があり、さまざまな側面を演じられたのが素晴らしかった」と振り返った。「カレンには“自警団なんて大間違い”と思った時も、“これしか道はない”と考えた時もある。そうやって行き来するところが、カレンの好きなところです」。

こうした事実を踏まえ、カレンはウォールを「万能型の人間ではありません。彼女にとっては、あらゆる状況がすべて特別だから」と語る。

「すべてがグレーである、ということを前提に対処しなければいけないのです。ひとつひとつの状況に対して、思慮深く、知的に判断しなくてはいけない。マットには“掟”がありますが、それもすべての状況に当てはまるわけではありません。彼女は常に、状況に応じて柔軟に対応するよう、マットに求めているんです。」

シーズン1のラストでは、マットの危険な行動にカレンが異を唱えたことから、マットが“部隊を作ってフィスクに対抗する”という方向へ舵を切った。シーズン2では抵抗運動が本格化するなかで、カレンがその中心的な存在になっていくのだろう。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は2026年3月にディズニープラスで配信予定。シーズン1は独占配信中。

Source: ComicBook.com

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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