『インフィニティ・ウォー』監督ルッソ兄弟、ドラマ「デッドリー・クラス」製作へ ─ 舞台は暗殺者養成学園、80年代カルチャーが背景

マーベル映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)などの監督で知られるルッソ兄弟(アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ)が、米Syfy局と共に同名グラフィックノベルを実写化したTVドラマシリーズ「デッドリー・クラス」を手掛けることが分かった。ルッソ兄弟は製作総指揮を務める。同作は2017年9月にパイロット版の製作が決定されていたが、このたび晴れてシリーズ化されることとなった。
「デッドリー・クラス」の舞台は1980年代後期。路上生活を続けていた少年が、ある日暗殺者を養成する学園にスカウトされ入学することになる。そこには世界各国から犯罪一家の子どもたちが送り込まれていた。主人公は厳しいカリキュラムや危険な派閥、そして青年期特有の不安定さに耐える…というストーリーだ。80年代のカウンターカルチャーを背景にしたダークな世界観で、未だ観たことのない成長物語として描かれるという。
同作には学園長のマスター・リン役で『ドクター・ストレンジ』(2016)のベネディクト・ウォン、路上生活を続けていた少年マーカス役で新人俳優ベンジャミン・ワズワース、ヤクザの娘サヤ役で『X‑MEN:アポカリプス』(2017)のラナ・コンドルが出演する。他、社交的だが自己顕示欲の強いマリア役のマリア・ガブリエラ・デファリア、実は誠実で思慮深いギャング・ウィリー役のルーク・テニー、汚職警官の息子ビリー役のリアム・ジェームズ、麻薬カルテルの息子チコ役のマイケル・デュヴァルら気鋭のキャストが脇を固める。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ルッソ兄弟が贈るTVドラマシリーズ「デッドリー・クラス」の米国放送時期は不明。ぜひ日本でも…!
Source: Deadline(1, 2), Variety
Eyecatch Image:Gage Skidmore