『デッドプール2』米ティザー予告映像解禁!本編映像は約10秒、適当すぎるあらすじも公開

映画『デッドプール2(仮題)』の米国版ティザー・トレーラーが到着した。
今回の映像は、本作にとって初めての予告編……なのだが、デッドプールのことである、そんなに真っ当な「予告編」が出てくるわけもなかったのだ。約2分間の映像のうち、本編映像は約10秒のみ。残りの時間は、とにかくデッドプールがパロディに興じ続けるのである。
「デッドプールの絵画教室」
この予告映像で我らがウェイド・ウィルソン/デッドプール(ライアン・レイノルズ)が演じているのは、米国の画家ボブ・ロス。彼のテレビ番組で、多くの視聴者から人気を博した「ボブの絵画教室」(The Joy of Painting)のパロディになっているのだ。デッドプールが何を喋っているのか理解できずとも、とにかく適当に進行する絵画教室の様子や、そのテンションとハプニングを十分に楽しめることだろう。
ただし、やはり一番の見どころは、なんといっても映画『デッドプール2』の本編映像である。
銃を抜いたり棺から起き上がったりするデッドプールをはじめ、ヒロインのヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)やタクシー運転手のドーピンダー(カラン・ソーニ)、X-MENのメンバー入りを果たしたらしい新たなヘアスタイルのネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)らが相次いで登場。ブラインド・アル(レスリー・アガムズ)やウィーゼル(T・J・ミラー)も前作以上の活躍を見せることになりそうだ。
さらに新しいキャラクターとして、ケーブル(ジョシュ・ブローリン)と思しきシルエットや、扉を破って現れるドミノ(ザジー・ビーツ)、そして教会らしき場所で炎に囲まれている少年の姿もある。ちなみにこの少年役を演じるのは、タイカ・ワイティティ監督作品『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』(2016)のジュリアン・デニソンだ。炎を操っているように見えなくもないが、もしかして彼もミュータントの一人なのか……?
なお本映像の公開にあたって、『デッドプール2』の公式シノプシスが公開されている。公式である。
命が危ぶまれるほどの鈍い攻撃から生還して、カフェの醜いシェフ(ウェイド・ウィルソン)は、失われた味覚に対処する方法を学びながら、メイベリーで一番のバーテンダーになるという夢を実現しようと奮闘していた。人生のスパイス、それから次元転移装置(編注:『バック・トゥ・ザ・フューチャー』デロリアンに搭載)を手に入れるべく、ウェイドは忍者やヤクザ、たくさんの発情した犬と戦わなければならない。家族や友情、そして趣―新たな味わいを求める冒険や誰もが欲しがる“World’s Best Lover”のコーヒーマグを手に入れることの大切さを知るため、彼は世界を旅するのだ。
映画『デッドプール2(仮題)』は2018年6月1日に米国公開予定。
Sources: https://screenrant.com/deadpool-2-teaser-trailer/
http://comicbook.com/marvel/2017/11/15/deadpool-2-pyro-trailer-julian-dennison/
http://collider.com/deadpool-2-teaser-trailer-ryan-reynolds-bob-ross/
Eyecatch Image: https://www.youtube.com/watch?v=8-Cjsnq8kVU 画像サムネイル