Menu
(0)

Search

タランティーノ新作、トム・クルーズ&ブラピ&ディカプリオが出演候補に ― 配給権争いも終盤戦へ

クエンティン・タランティーノ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19702707206/

ハリウッドきっての大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ・性的暴行疑惑が報じられるなか、彼とパートナー関係を結んでいた盟友のクエンティン・タランティーノは、新たなパートナーを求めて行動を続けている。大手スタジオがタランティーノによる新作の配給権をめぐって熾烈な争いを繰り広げているのだ。

またタランティーノ作品といえば、時にあっと驚くような有名スター俳優を起用してみせることでも知られている。新たにその候補者として名前が挙がったのは、なんとトム・クルーズだった。

トム・クルーズ、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ

タランティーノの新作映画は、1960年代後半~1970年代前半を舞台に、数件の凶悪殺人を指揮したチャールズ・マンソンの事件を背景とした作品になるという。米Deadlineによると、すでに脚本を読んだ人物は「芯のある内容で、話題性も抜群。タランティーノ作品の中では『パルプ・フィクション』(1994)と最も比較しやすい」と話しているようだ。また同誌は以前から、マンソンに殺害された女優シャロン・テート役の候補にマーゴット・ロビーが挙がっていると報じていた。

このたびDeadlineが追加で入手した情報によれば、映画の主役となる2人の男性登場人物について、ブラッド・ピットレオナルド・ディカプリオのほか、新たな候補者としてトム・クルーズが加わったという。主役となるのは2人の人物だとされているが、現候補者であるビッグネーム3名が全員出演するのか、そのうち2人になるのか、あるいは1人だけになるのかはわからない。スケジュールと契約次第だとは思われるが、もし3名がスクリーンに揃い踏みするとなれば、それは相当の話題作になるのではないか……。

なお、このたび進行しているタランティーノの新作には『ハリー・ポッター』シリーズ(2001-2011)や『ゼロ・グラビティ』(2013)のプロデューサーを務めたデヴィッド・ハイマンが参加することも明らかになった。タランティーノとハイマンがタッグを組むのは本作が初めてとなる。

配給権争いはワーナー、ソニー、パラマウントが有力か

Varietyによると、大手スタジオ同士で繰り広げられてきた米国配給権争いは、ワーナー・ブラザースとソニー・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズが有力候補として残っているという(ただし同誌は、今後ダークホースが登場する可能性もまだあると指摘している)。
当初、タランティーノの新作にはハリウッドからディズニーを除いたほぼすべてのスタジオが興味を示していたようだが、タランティーノ側が契約のために複数の条件を提示したといわれている。製作費は約1億ドル、作品の最終編集権はタランティーノにある、公開後最初のギャラは税金などを差し引かずに支払うこと……といった厳しい内容を前に、争奪戦の候補者は少しずつ減っていったようだ。

Varietyによると、ワーナーはタランティーノへのアプローチとして、面会時に社屋ビルのエントランスを(作品内容と同じく)1960年代後半の車両で飾り、会議室には当時のインテリアを用意するなど派手な作戦に出ているようだ。その一方、ソニーは自社の広報戦略や海外配給の強みをアピールするなど、堅実な方法で国内外での配給権を獲得したいという方針で動いているという。

驚くべき大ヒットを記録する一方、しばしば思わぬ不入りとなってしまうクエンティン・タランティーノ作品だが、そうしたギャンブルに大手スタジオが乗るということは、すなわちタランティーノのネームバリューや作品の価値が(興行収入とは別の部分で)十分に証明されていることでもある。出演者とスタジオ、そして作品の全貌、どれも今から気になるばかりだ。

Sources: http://deadline.com/2017/11/quentin-tarantino-movie-bidding-david-heyman-producer-margot-robbie-tom-cruise-brad-pitt-leonaro-dicaprio-1202208169/
http://variety.com/2017/film/news/quentin-tarantino-film-bidding-manson-1202614085/
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19702707206/ )

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

ドゥーム・パトロール シーズン1

しくじりヒーロー奮闘記「ドゥーム・パトロール」、奇抜すぎる世界観ながら愛されるワケ ─ トラウマと向き合う者たち、DCドラマの新境地

スモール・アックス

ジョン・ボイエガ、レティーシャ・ライト出演、魂の人間ドラマ「スモール・アックス」 ─ 歴史を動かした「小さな斧」たちの闘志とは?

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

【予告編考察】『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』鍵を握るキャラ、決戦の行方、秘密を徹底予想 ─ 『ハリポタ』との繋がりに迫る

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

これを読めば『ファンタビ』最新作の準備は万端、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を観る前にシリーズ前2作をおさらいしよう

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ

【考察】『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』クレタスの独房の壁、スパイダーマンやモービウスを示唆?360度動画とブルーレイ映像特典から考える

「ザ・ネバーズ<シーズン1>パート1」

「ザ・ネバーズ<シーズン1>パート1」能力者バトルを描く『X-MEN』の系譜継いだSFアクション ─ HBOの新たな自信作、魅力を大解剖

ドゥーム・パトロール

【ご招待】DCドラマ「ドゥーム・パトロール 」THE RIVER独占オンライン試写会に100名様 ─ はみ出し者たちの新ヒーロー・チーム活躍のアクションドラマ、当選者には特別プレゼントも

ガンパウダー・ミルクシェイク

【レビュー】『ガンパウダー ・ミルクシェイク』両極端MIX、カッコよくてカワイくてヤバイが混ざった刺激的な一杯

Ranking

Daily

Weekly

Monthly