デッドプールがマーベル・ヒーローを殺しまくる、超問題作『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース』まさかの復活

『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース』というコミックをご存知だろうか。
いまや映画版が大ヒットし、“俺ちゃん”として高い人気を獲得しているデッドプールが、マーベル・ユニバースのヒーローたちを片っ端からブチ殺していくというストーリーである。ご存知X-MENやアベンジャーズのメンバーをはじめ、どいつもこいつもがデッドプールの手によって、わずか数ページで死体に変わる……まぎれもなく超問題作だ。そのヤバさは、邦訳版の表紙をご覧いただければ十分にご理解いただけることだろう。
この『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース』がアメリカで刊行されたのは2012年10月のこと。それから約4年半が経った2017年の春、なんとこの作品が甦ることになったようだ。タイトルは『デッドプール・キルズ・ザ・マーベル・ユニバース・アゲイン(原題:DEADPOOL KILLS THE MARVEL UNIVERSE AGAIN)』。
Respawn#Deadpool pic.twitter.com/C0emdtEU7l
— axel alonso (@axelalonsomarv) 2017年3月30日
「Respawn(復活)」という言葉で、同作の再生を宣言しているのは、マーベル・コミックの編集長を務めるアクセル・アロンソ氏。Twitterに投稿されたカバー・アートでは、すでにデッドプールによって、おなじみのキャラクターたちが首をハネられている……。
もともと『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース』は、1995年刊行の『パニッシャー・キルズ・マーベルユニバース』というコミックを下敷きにした作品だ(同作は『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース』の邦訳版に併録されている)。いわば作品そのものがパロディだったわけだが、果たして今回はどんなストーリーになるのだろうか。オリジナル版でライターを務めたカレン・バン、アートを手がけたダリバー・タラジッチの再登板については現在不明だ。
すでにアロンソ氏の投稿には、「ウソだろ」「冗談だと言ってくれ」「オリジナルは最高だった」「オリジナルは最低だった」など、ファンからの反応が数多く寄せられている。今度はどんな活躍(暗躍)を読むことができるのか、期待半分、不安半分で待つことにしよう。
Source: http://www.cbr.com/marvel-teases-deadpool-killing-marvel-universe-again/
Eyecatch Image: http://marvel.wikia.com/wiki/File:Deadpool_Kills_the_Marvel_Universe_Vol_1_1.jpg
© MARVEL