ヒュー・ジャックマン、『デッドプール&ウルヴァリン』で「若返った」 ─ 「25年目だけど、これまで以上にいい気分」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『デッドプール&ウルヴァリン』で、2017年公開『LOGAN/ローガン』でのウルヴァリン役引退を撤回したヒュー・ジャックマン。プライベートから親しい仲にあるライアン・レイノルズとのW主演を果たすことも大注目の本作で、ヒューは「若返った気分」になったという。
ヒューにとって、ウルヴァリン役は俳優としてのキャリアを押し上げるものとなった特別な存在。ハリウッドではほぼ無名だった2000年に『X-メン』でウルヴァリン役に抜擢されて以来、17年にわたって同役を演じ続けてきた。
『LOGAN/ローガン』で卒業する前の数年間はウルヴァリン役を楽しめなくなっていたと明かしていたヒューだが、いざ復帰をしてどのような思いを抱いたのだろうか。米Vanity Fairでは、その心境を明かしている。
「『デッドプール』だったら、感情からユーモア、セリフ、アクションまでのあらゆる面で、これまで自分が演じたことのない(ウルヴァリンという)キャラクターの違った側面に迫ることができるんだろうなと直感的に思いました。すべてが新しく、新鮮に感じられましたね。」
ヒューがこう感じたのには、本人が「親友」と呼ぶ主演ライアン・レイノルズとショーン・レヴィ監督の存在が大きかったはずだ。「僕たち3人は、サボテン・ブラザーズのようです」と、自分達を西部劇コメディ映画『サボテン・ブラザース』(1986)に登場する3人組キャラクターになぞらえるヒュー。「笑いすぎて涙を流さない日はありませんでした。この役を演じて、とても若返った気分でしたね。(ウルヴァリン役は)もう25年目ですけど、これまで以上にいい気分です」と撮影現場での新鮮な思いを明かした。
Vanity Fairからは撮影現場の写真も公開されており、なかにはヒーロースーツ姿のヒューとライアンが仲睦まじく卓球をする姿を捉えたものも。レヴィ監督も「卓球の写真が僕たちのお気に入りです。こういう写真は宝物ですね。撮影の精神を捉えていますよ」と2人との思い出を振り返っている。「すごく大変な仕事でしたけど、相棒たちとやっていたから毎日がすごく楽しかったです」。
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ヒューが気持ち新たにウルヴァリン役に挑んだ映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日(水)世界最速公開。