『デッドプール』続編、マーベル・スタジオで企画進行中 ─ ライアン・レイノルズが認める

ライアン・レイノルズ主演、大人気“R指定ヒーロー”シリーズ『デッドプール』の第3作(タイトル未定)が、ディズニー/マーベル・スタジオにて進められていることがわかった。米国のテレビ番組「Live With Kelly and Ryan」にてライアン自身が明かした。
20世紀フォックスが製作してきた『デッドプール』シリーズは、ウォルト・ディズニー・カンパニーによってフォックスが買収されたのち、今後の展開が不透明となっていた企画のひとつ。ディズニー/マーベル側は継続の意志を示していたが、具体的な進捗状況は聞かれていなかった。
このたびライアンは、「『デッドプール』の新作の計画は?」との質問に「もちろん」と答えている。「チーム全体で取り組んでいるところです。マーベルでの作業なので、いきなりメジャーリーグですよ」。2019年10月、ライアンはマーベル・スタジオ側と面会したことをInstagramにて明らかにしていた。当時は次回作について「すべて未定」とされていたが、すでに企画は動き出しているようだ。
また2019年10月には、『デッドプール』前2作の脚本家であるレット・リース&ポール・ワーニックが、ディズニー側が『デッドプール』のR指定継続を認めたことも明かしていた。今回、ライアンが「チーム全体」と述べているあたり、『デッドプール』成功の仕掛け人であるレット&ポールもおそらくプロジェクトに参加しているとみられる。
一方で、米Varietyによれば、マーベル・スタジオが『デッドプール』を手がけるにあたり、これまで『X-MEN』『デッドプール』シリーズを指揮してきた20世紀フォックスのエマ・ワッツ副会長はプロジェクトを離脱。ディズニー傘下のフォックスには残留しており、ライアンの主演映画『フリー・ガイ(原題:Free Guy)』には携わっている。今後は『アバター』シリーズや、スティーブン・スピルバーグ監督作品『ウエスト・サイド・ストーリー(原題:West Side Story)』などを手がける予定だ。
Source: Variety