クリス・ヘムズワース、ソー死亡の将来を示唆 ─ 「ヒーローには死がある」どうなる『ソー5』

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ソー:ラブ&サンダー』(2022)の公開後、いつ、どのような形で雷神ソーがカムバックするのかは不透明だ。米Vanity Fairのインタビューでソーの将来について訊かれたクリス・ヘムズワースは、「分かりません。みなさんが僕に言ってほしい言葉を言うなら、“もっとある”になるでしょうね」と反応している。
「キャラクターや世界観がユニークで新鮮、そして意外性があれば、僕は完全に前向きだよ」と再演への意欲を語るヘムズワース。ソーを演じることは「いつだって大好きだし、毎回違うことをやらせてもらえて凄く感謝していますから」とコメント。チャレンジのし甲斐があるなら、ソーを演じ続けることに抵抗はない様子だ。
しかし、「アイアンマンやキャプテン・アメリカのように、ソーの物語の完結を望んでいますか?」との質問には、「もちろんです」と答えて、ソーの死や退場の可能性を語った。
「もう一度やるなら、おそらく本を閉じなくちゃいけないと思います。そうするのが正しいような気がするんです。多分ファイナルになると思うけど、これは誰かに言われたわけでも、何かの計画に基づいた発言でもない。ヒーローの誕生とヒーローの旅路、ヒーローの死があって、自分がどの段階にいるのかは分かりません。誰にも分らないよね?」
ヘムズワースは“ヒーローの死”と言及し、ソーが命を落とすことを示唆している。ストーリー上でけじめをつけるために、一度はソーが死ぬべきだと感じているのかもしれない。ちなみにコミックでソーは、様々な方法で何度か命を落としたが、後に復活している。
ソーの最期を示唆したヘムズワースだが、この後、アルツハイマー型認知症の発症リスク公表と共に休養を発表している。
Source:Vanity Fair