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【壊す前によく考えて!】デススターの破壊で失われた金と犠牲者を計上してみた

デス・スター破壊の被害総額は

2016年末に公開が待ち望まれている、スターウォーズのスピンオフストーリー『ローグワン』。スターウォーズ正史におけるエピソード3と4の間(4の直前と言った方がいいかもしれません)、反乱軍が帝国軍の最新決戦兵器デススターの設計図を奪取する作戦を描いたお話です。エピソード4『新たなる希望』やエピソード6『ジェダイの帰還』を既にご覧になっている皆様には常識ですが、この帝国軍の決戦兵器デススターは、スターウォーズオリジナルトリロジーにおいて、実に2度に渡り、完全破壊されてしまいます。そりゃ壊さないと、共和国側に甚大な被害が出たはずなので、不可抗力と言えなくもないですが、デススターという構造物を作るのにどれだけの予算、資源、人員が必要か把握して頂き、破壊作戦の指揮を執った反乱軍将校の皆様には、破壊するのではなく、接収、平和的な二次利用の道は本当に無かったのか、再検証して頂きたく筆を執った次第です。

世界のGDPの13,000年分

デス・スター破壊の被害総額は

2012年米国ペンシルバニア州のリーハイ大学で経済学を学ぶ学生たちが、『実際にデススターを建造するとしたら総工費はいくらかかるか』を計算したところ、基本資材となるであろう『鉄』の仕入れだけで85京2000兆ドル、日本円にすると、2016年5月23日現在のレートで9,384京2,688兆円かかると試算を出しました。これは日本の国家予算(一般会計)の約10万年分。世界の国内総生産GDPに換算するとその総計の約13,000年分に当たります。原材料の値段だけでこれだけかかりますので、これに他の資源、設計費、建築費、配電工事費などを加算していけば、総工費はこれの数十倍になることが予想されます。いくらダークサイドが潤沢な資金を抱えていても、こんな費用を2回も余裕で出せるとは思えず、この金は帝国の圧政下にある罪もない星の罪もない人々の血税によって賄われたはずです。

エンドアに被害はなかったのか

惑星ジオノーシスのジオノージアンが設計したデススターは、完成すると直径実に120キロの球体になります。(第二デススターは160キロ)デススターの基本構造が前述の『鉄』によって出来ていると仮定すると、必要な鉄の量は、約108兆トンになるという計算(リーハイ大学の学生による)になるそうです。この鉄の量自体は、地球単独からも採掘可能な量だそうで、さらに宇宙には探せば鉄くらい、いくらでもありそうですが、惑星軌道上にある直径120キロの鉄の塊が爆発したとすると、その残骸が、巨大な隕石となって雨あられと惑星に降り注ぐはずです。
直径120キロという大きさは、距離で考えると東京から水戸、大阪から名古屋くらいの長さがあります。2013年にロシアのチェリャビンスク州に落下し、近隣に大きな被害を出して話題となった隕石の大きさは、デススターと同じく鉄が主成分と推定されていて、大気圏突入前で、直径17メートル、重量約1万トンであったとされています。計算するのが面倒なので割愛しますが、たったこれっぽっちの大きさの隕石であのパワーです。エンドアの勝利の宴の裏側では、洒落にならないディザスターが起こっていても全く不思議ではありません。

乗組員にだって家族がいます

https://deathstareverywhere.wordpress.com/2011/06/06/heart-warming-stormtrooper-family/
https://deathstareverywhere.wordpress.com/2011/06/06/heart-warming-stormtrooper-family/

デススターに攻撃されて滅びた惑星オルデラーンの20億人という人的被害に比べれば、吹けば飛ぶような数なのかもしれませんが、デススターに搭乗していた帝国軍兵士たち、その多くは上の命令にやむなく従うだけの、エピソード7のフィンのような境遇の兵士も多かったはずです。搭乗していた人員は、帝国軍空軍宇宙軍合わせて34万人、ストームトルーパー2万5,000人とされています。ルークや、ランドの『ヒャッホー!』の裏で、いったいこの中のどれだけが脱出に成功できたのかと、逆恨みしてファースト・オーダーが結成されたとしたら、やむをえないんじゃないかと、そう思わなくもないです。

いかがでしたでしょうか。エピソード7でもまた盛大に巨大兵器スターキラーをぶっ壊されていたダークサイド。いい加減ああいうものは壊されやすいからやめなさいよと。共和国の皆さんも呑気に祝賀パーティーやってましたが、あの爆発の閃光の中で塵となっていったものへ斟酌はないのかと。そんなことを考えてしまう、どうかしてるファンの妄言でございました。

Writer

アクトンボーイ
アクトンボーイ

1977年生まれ。スターウォーズと同い歳。集めまくったアメトイを死んだ時に一緒に燃やすと嫁に宣告され、1日でもいいから奴より長く生きたいと願う今日この頃。

Comment

  1. Yoshiko Nakano CL

    こちらの共和国にはヤンウェンリーがいなかったわけですね。確かにデススターにはイゼルローンのような「平和利用」の道があって然るべきです。やはり、「もったいない」は日本独自の感覚なのかもしれません。

    1. TZ-77

      お、銀英伝ですね。もしかすると作家の田中芳樹さんは、SW見て「デススター、もったいねえな」と思って執筆のアイデアにしたのかもしれませんね。

    2. Yoshiko Nakano CL

      ありえますね。トールハンマーなんてほぼパクッテますよね。

  2. ポッポ

    いや今更言っても遅いよwwwとまず思ったのは置いておいて、そもそも反乱同盟側には回収なんて余裕は無かったと思います(´・ω・`)
    1と7ではデススターに狙われた状態での戦闘なので、「もったいない 」とか言っている間に星ごと殺られるリスクはありましたし(どちらも発射数秒前で破壊)、デススター2でも皇帝が居たり四方八方を囲まれて艦隊が負ける寸前だったりと、別働隊がこっそり破壊でもしないと相手に勝てない状況でしたし…
    そもそも軍事力ではダークサイドが毎回勝っているので、制圧よりもどんな犠牲を払ってでも破壊して勝つしかなかったんでしょうね^q^

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