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小島秀夫『デス・ストランディング』実写映画化決定 ─ 新キャラ登場、「正真正銘の小島秀夫作品に」

DEATH STRANDING
©Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.

小島秀夫率いるKOJIMA PRODUCTIONによる2019年発売のゲームDEATH STRANDING』が実写映画化されることがわかった。米Deadlineが伝えた。

『デススト』の愛称で親しまれる『DEATH STRANDING』は、無人の荒野となったアメリカ大陸を舞台に、広大なフィールドで様々な危機を回避しながら“配達物を目的地まで届ける”という斬新な設定で好評を博した。また、オンライン上の別プレーヤーが残していく補助アイテムや印を頼りに、プレイヤー同士の“繋がり”を感じながらフィールドを攻略していく「ソーシャル・ストランド・システム」も特徴的だ。

DEATH STRANDING
©Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.

ゲーム版にはノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセン、ギレルモ・デル・トロ、レア・セドゥなど数々の映画人が出演。ハリウッド映画さながらのスケールを演出した。

映画版のプロット詳細は不明であるものの、『DEATH STRANDING』ユニバースに新たな要素やキャラクターを導入すると伝えられる。現時点では企画の初期段階にあり、脚本家や監督は不明だ。

ホラー映画『バーバリアン』(2022)を手がけたHammerstone Studiosのアレックス・ルボヴィッシと共に小島秀夫がプロデュースを担当する。製作にはKOJIMA PRODUCTION USも加わる。「Hammerstone Studiosとの新たなパートナーシップに、これ以上ないほど興奮しています。これはシリーズにとって極めて重要な瞬間であり、 『DEATH STRANDING』を大スクリーンで実現するために彼らとコラボレーションすることを楽しみにしています」と小島は語っている。

ルボヴィッシは「他の大作ゲームの映画化とは異なり、本作はより親しみやすく、知に足ついた作品になると思います」とコメント。「私たちの目標は、クリエイティブで芸術的な自由がある時に、ビデオゲームの実写化がどのようになりえるかを再定義することです。本作は、正真正銘の“小島秀夫”作品になるでしょう」としている。

『DEATH STRANDING』は、続編『DEATH STRANDING 2(Working Title)』が発表されたばかりだ。また、小島秀夫ゲーム作品としては、オスカー・アイザック主演で『メタルギアソリッド』の実写化も長らく準備が進められている。

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Source:Deadline

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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