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『メタルギアソリッド』実写版、スネーク役が進捗明かす ─「ダクトを潜り、ストーリーを探しているところ」

オスカー・アイザック
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19492056478

小島秀夫監督が開発した名作ゲーム『メタルギアソリッド』は、ハリウッド実写映画化が進行中だ。2020年12月には、『スター・ウォーズ』シリーズなどのオスカー・アイザックがスネーク役として抜擢。半年後、メガホンをとるジョーダン・​ボート=ロバーツ監督から実写化企画の内容について明かされていたが、以降、製作の進捗は届いていない。果たして、現状はいかに?

米IGNのインタビューにてオスカー・アイザックは、『メタルギアソリッド』実写化企画の製作状況について質問されたところ、「ソリッド・スネークように調査しているところです。ダクトを潜り、ストーリーを探していますよ」と答えている。『メタルギアソリッド』ゲームシリーズは、いかに見つからないように敵地に潜入できるかを追求するステルスゲーム。だからこそゲームにおけるスネークは、ダクトで身を潜めながら移動したり、そこで敵の話を盗み聞きしたりするのだ。ゲームシリーズのファンのアイザックならではの返しだったというわけである。

オスカー・アイザックのお茶目な答えに対して、IGNのインタビュアーは「それでビックリマークが出るわけですね」と言う。“ビックリマーク”とはスネークが敵に発見された時に出るものだ。もちろんこれを知らないわけがないアイザックは、「まさにそれです」と笑顔で返すのだった。今回、これ以上の情報は明かされておらず、アイザックの発言から推測するに、現在は物語・脚本を練っているところと思われる。

ちなみに、監督のジョーダン・​ボート=ロバーツは、「ステルスの静けさ」を重視しており、「非常にコジマで、パンクロックで、ひねりの効いた」ものになると過去に予告していた。また、「ゲームをプレイするという能動的体験」を、いかにして「映画を観るという受動的体験」に翻案するか、という考えに「ずっと取り憑かれている」とも述べており、そこが物語を構築する上で欠かせない要素となっているようだ。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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