マーベル/Netflix『ディフェンダーズ』でデアデビル&ジェシカ、ルーク&フィストのコンビ結成!物語は各作品から継続
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でひときわ異彩を放っているのが、Netflixで展開されているドラマ・シリーズだ。今年2017年には、単独作品『デアデビル』『ジェシカ・ジョーンズ』『ルーク・ケイジ』『アイアン・フィスト』がクロスオーバーするミニ・シリーズ『ディフェンダーズ』の配信も予定され、今後より注目が高まる予感がする。
この「マーベル/Netflixシリーズ」の関係者たちは、エンターテインメント・ウィークリー誌の取材で、今後配信される『アイアン・フィスト』『ディフェンダーズ』に関する新証言をぞくぞくと発表している。
“続編”としての『ディフェンダーズ』
MCUにおける“一大クロスオーバー”といえば、映画『アベンジャーズ』シリーズだ。しかし、これまでの『アベンジャーズ』が“お祭り”としての性質を強くもっていたのに対し、『ディフェンダーズ』は、これまで継続されてきた単独ドラマ・シリーズの流れを正当に汲む“続編”としての作品になりそうだ。
ジェシカ・ジョーンズ役のクリステン・リッターは、『ディフェンダーズ』でのジェシカについてこう話す。
「彼女はまだキルグレイブの後遺症と戦ってる。また、彼女がいま“成功”とも戦っている―うまくはいかないんだけど。人々に持ちかけられて、ジェシカはたくさんの仕事を手にするわ。でも彼女にはまだ準備ができていない。彼女自身は変わっていないのに、環境が変わったのよ。でも、自分が人気者の世界でどう存在するのかを知る術はないからね」
「『アイアン・フィスト』はダニーの青春時代で、それが『ディフェンダーズ』では責任を引き受け、目的をもって前進するようになる。家族や助けてくれる人、指導者や先生、そしてチームを、彼は必死に求めてるんだよ。しかし『アイアン・フィスト』で起きることが原因で、ダニーはとても用心深くなる。自分の道を行くしかないんだ」
“チームを求めてる”という言葉から察するに、おそらく『アイアン・フィスト』は、『ディフェンダーズ』となんらかの直接的つながりを持っているはずだ。フィン自身、ダニーが『ディフェンダーズ』で重要な役割を担っていることを示唆している。ちなみにフィンは「『アイアン・フィスト』と『ディフェンダーズ』でダニーの旅のファースト・シーズンが終わる」ともコメントした。まだマーベル/Netflixシリーズを少しも見ていない人でも、『アイアン・フィスト』だけ観ておけば楽しめる部分が増えそうだ。

ヒーロー2人1組のタッグ・マッチ?
『ディフェンダーズ』が『アベンジャーズ』と大きく違うところは、それぞれのヒーローがチームを組むことに非常に消極的であることだ。劇中ではデアデビル(チャーリー・コックス)とジェシカ、ルーク・ケイジ(マイク・コルター)とアイアン・フィストの2人1組でタッグが結成されることになるという。
ヒーローであることに抵抗感を抱くジェシカは、突如現れた“信頼できない3人のヒーロー”のうち、多くの場面でデアデビルと行動をともにするようだ。しかし、演じるクリステン・リッターは、その様子を「ネコとネズミのよう」だと話している。もっとも、どちらがネコでどちらがネズミかは、その時々で入れ替わるらしいが……。
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