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ギレルモ・デル・トロがCM監督デビュー ─ ガイコツたちとテキーラ「パトロン」注ぐ

https://www.youtube.com/watch?v=3hHaLy0iCXI

『パシフィック・リム』(2013)や『フランケンシュタイン』(2025)で知られるギレルモ・デル・トロがCM監督としてデビューした。高級テキーラブランド「パトロン」のCM「The Perfect Pour」がローンチされている。

テキーラ発祥の地、メキシコらしい哀愁あるギターの音色でCMは幕を開ける。バーカウンターで「パトロン」を代表するパトロン シルバーがグラスに注がれると、「私たちは最もアイコニックな監督の一人に、ただテキーラを注ぐシーンを撮ってもらう必要があったのか?もちろんあったのだ。私たちはパトロン。何かをやるときは、正しくやるのだ」と渋くイイ声のナレーションが入る。

するとカウンターの裏側からガイコツの製作スタッフが次々と姿を現す。いそいそと撤収していると、サムズアップしたデル・トロが「完璧!」とディレクターズチェアから立ち上がる。尽力してくれたガイコツたちを労い、テキーラを一杯いただいていい雰囲気だ。

「デル・トロはガイコツのクルーたちを連れてくる必要があったのか?もちろんあったのだ。私たちと同様、彼は妥協しない男なのだ」と再度ナレーションが入ると、金色に輝くピカピカのガイコツがカチンコを鳴らし、CMにカットをかける。

「パトロン」はメキシコのハリスコ州に唯一の蒸留所ハシエンダ・パトロンを持つブランド。メキシコ出身のデル・トロは2017年に「パトロン」と初のコラボレーションを果たしており、限定デザインのボトルを販売していた経緯がある。この度のCM撮影はハシエンダ・パトロンで行いたいとデル・トロ自ら主張したと米Varietyに語っている。

25体のガイコツのそれぞれ異なる色、デザインはデル・トロ自身も担っている。デル・トロの手にかかると、恐ろしさよりも愛らしさや趣が勝るが、「皮肉なことに、メキシコでは「死者の日」を祝うときは、非常に賑やかで生命を称えるお祭りなんです。だからガイコツにもユーモアを持たせたかったのです」と製作の背景にも言及している。

短尺ながらも、デル・トロらしいセンスと個性が光るCMだが、「パトロン」以外のCM撮影は今後行うつもりはないという。

「これに関心を持ったのは、ボトルのデザインから今にいたるまで、私たちに共通する哲学があったからです。私たちの理念にはsimpatico(親しみ)を覚えました。でも私にとって重要なのは、ハリスコであり、私のアイデンティティであり、自分のルーツを象徴する何かなのです。炭酸飲料やヨーグルトを売ることはできません。」

デル・トロのお気に入りのパトロンの飲み方は「ストレートに、大きな氷を一つだけ」。ぜひ試してみたい。

※Amazon のアソシエイトとして、THE RIVERは適格販売により収入を得ています。

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    Source:Variety

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    Yuka ShingaiYuka Shingai

    携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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