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『DUNE』ヴィルヌーヴ監督、アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』を映画化へ ─ モーガン・フリーマン長年の企画、ついに前進

Denis Villeneuve ドゥニ・ヴィルヌーヴ
A Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Denis_Villeneuve_(36201329815).jpg

『ブレードランナー 2049』(2017)『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、『2001年宇宙の旅』(1968)の原作者で知られる巨匠アーサー・C・クラークによる小説『宇宙のランデヴー』を映像化することがわかった。The Hollywood Reporterが報じている。

『宇宙のランデヴー』は、1973年にアーサー・C・クラークが発表したSF小説。22世紀を舞台に、外宇宙で発見された「ラーマ」と呼ばれる謎の存在を巡る探査の物語が描かれる。同書は、ネビュラ賞やヒューゴー賞などを受賞。俳優のモーガン・フリーマンによって映画化が試みられたこともあるが、実現はしなかった。

このたび発表された本企画では、60年代のSFクラシック『デューン 砂の惑星』の映像化を成功に導いたヴィルヌーヴ監督がメガホンを撮る。また、過去に映像化を試みたモーガン・フリーマンがプロデューサーとして就任したことも判明した。製作を担うのは、『プリズナーズ』(2013)や『ブレードランナー 2049』でヴィルヌーヴ監督と仕事を共にしてきた米Alcon Entertainment。『ブレードランナー』シリーズの知的財産権を保有しており、フランチャイズ展開をしていることでも有名だ。

製作開始時期については未定。現在、ヴィルヌーヴ監督は、『DUNE/デューン』の続編映画の製作を進めており、2022年7月より撮影に入る見込みだ。さらには、『DUNE/デューン』のドラマスピンオフ「Dune: The Sisterhood(原題)」で製作総指揮とエピソード監督を務めており、『宇宙のランデヴー』への着手は当分先になると見られる。

Source: THR

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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