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ジョニー・デップ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』復帰に一歩前進か ─ ディズニーとの再タッグ「ありうる」と関係者

パイレーツ・オブ・カビリアン
写真:ゼータイメージ

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでジャック・スパロウ役を演じてきたジョニー・デップが、再びシリーズに復帰する可能性が少しずつ出てきた……かもしれない。

2022年6月、元妻アンバー・ハードに対するドメスティック・バイオレンス疑惑をめぐる名誉毀損訴訟に勝利したデップは、ゆるやかに映画業界への復帰を進めている。そんな中、多くのファンがいまだ熱望しているのがジャック・スパロウ役への復帰だ。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ自体、2017年『最後の海賊』以来、新作企画は存在するものの、いまだ正式発表はなされていない。

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自身の疑惑が浮上したことを受け、シリーズからの降板が決まったと伝えられていたデップは、早くからその決断に落胆するコメントを発表しており、2022年4月には、2度とディズニーと仕事をする意志がないことを法廷で語っていた。しかし現在、その気持ちにも変化が生じているのかもしれない。

Peopleによると、デップに近しい関係者が、今後の可能性については「どんなことでもありうる」と発言。「正しいプロジェクトなら彼はやるでしょう」と語り、ディズニーとの再タッグも否定しなかった。

2022年12月、シリーズのプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーは、デップの復帰について「今も取り組んでいます。決定的なものは何もないのですが、作品の実現に向けて少しずつ歩みを続けています」と答えていた。また2023年6月、ディズニーの実写映画部門を統括するショーン・ベイリー氏も「(デップの復帰は)現時点では曖昧なところ」と明言を避けている。もっともこの時、取材した米The New York Timesは「(ディズニーは)ドアを少しずつ開きつつあるようだ」と記したのだ。

ちなみに2023年5月、デップはカンヌ国際映画祭の壇上にて「もうハリウッドのことは考えていない」と発言している。果たして現在の心境やいかに。

Source: People, The New York Times

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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